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2004/09/20(月)
天災の被害にも貧富の差がある
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今年の夏は猛暑でした。9月になっても暑い日が続き今日も暑い日でした。台風もたくさん来ました。9月になったら地震があちこちでありました。
ところで、天災というものは金持ちも貧乏人も平等にやってくるものだと思いがちです。ところが、そうではありません。天災による被災さえ貧富の差があるのです。
災害の被害の不平等性
地震の場合 金持ちは地盤のしっかりした土地に強固な建物を築くが、貧乏人の場合、地盤の悪いところに、古い耐震性のない建物に住みます。借家、アパートなど(マンションなどには住めない、ちなみに日本で言うマンションなどというものは諸外国においてはアパートに過ぎない)に住んでいます。したがって、地震の被災者は貧しいものが多くなるのです。
水害の場合、金持ちは高台などに住む。貧乏人は水はけの悪いところに住みます。良いところは家賃が高いからです。その結果、水害も貧しい人の方が被害を多く受けます。
したがって、天災でさえ、金持ちと貧乏人とでは平等にやってくるわけではないのです。結果、貧しいものはますます貧しく、金持ちはますます金持ちになっていくのです。
こんな社会は歪んでいると思いませんか。
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