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2005/09/22(木)
シーハンさん51都市で200集会
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イラクで息子が戦死したことをきっかけに反戦運動を始めたシンディ・シーハンさんは、21日ワシントンに到着した。シーハンさんはホワイトハウスを訪れ、ブッシュ大統領あてにイラクを占領している米軍の即時撤退を求める手紙を職員に手渡した。 シーハンさんは夏休み中のブッシュ大統領が滞在中のテキサスの牧場付近で抗議行動を始めた。 シーハンさんはブッシュ大統領に面会を求めたが大統領は応じなかった。 シーハンさんは今までに、全米28州、51都市で200回の反戦集会を開いたという。今月24日にはワシントンで大集会に参加するとのこと。 アメリカでの反戦運動の盛り上がりは日本の反戦運動にもよい影響を与えるだろう。
日本では郵政民営化の問題がニュースをにぎわしている。これは、単に民営化ということではなく、戦争と民営化というものとしてとらえなければならない。 民営化法案とともに「共謀罪」も上程される。ニュースでは今国会に上程されている法案をざっと一覧表を提示したニュースキャスターは「共謀罪」のところをとばして説明した。「共謀罪」は戦時下の治安弾圧に用いられることは明らかだ。
P.S.小泉首相は「官から民へ」と絶叫したが、自民党は官僚出身と世襲議員ばかりだ。 また、今回の落下傘候補は官僚出身者もいたが、記者のインタビューに対し、そんなレベルの低い質問をするなという意味のことを傲慢にも口走った。 エリート官僚にはひたいに汗して働いたことなどないだろう。この選挙では粛清ともいえる「刺客」候補送り込みにより小泉自民党は勝利したが、自民党はここで質的な変化をした。
自民党はかつては極右からリベラルな人をも含む不思議な政党だったが、ここに来て、極右の政党へと質的な変化を遂げた。 「自由民主党」とは自由で民主的な政党ではない。資本主義擁護の政党である。「官から民へ」というときの民は民衆の民ではなく民間大企業・資本家のことである。
有権者の多くは労働力を売ってしか生きていけない労働者だ。これ以上だまされてはいけない。世の中を変えよう。労働者が主人公となる世の中に…。
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![](/user/puripa/img/2005_9/22.jpg) |
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