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2005/05/23(月)
利潤追求に走る資本の論理と安全は両立しない
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JR西日本の事故について考えると、分割民営化原因があることは明らかだ。民営化以後、労働強化や過密ダイヤとなりいつか大事故がおきることは時間の問題だった。
これは、日本中のあらゆる企業についても言えることだ。リストラという人減らし、技術や技能の継承が不可能になっているのが現実だ。そのようなリストラ計画を決めたのはいわゆるエリート層といわれる人たちだ。
彼らは、机上の論理で頭数をはじき出しているのだろう。現場を知らないエリート層というのが安全をおびやかしている。つまり理想的にことが運んだ場合を想定したシミュレーションで人数を決めているのではないか。 安全を確保するには人数は大目であることが必用だ。だがどう考えても少ない人でかろうじて動かしているというのが現実だ。 人件費を削り、利潤追求に走る資本の論理と安全は両立しない。
P.S.小泉首相は国会の場で日中関係について「罪を憎んで人を憎まず」というのが中国人の考え方だと述べた。しかし、日本国家は、かつての中国侵略戦争においては、甚大なは被害を中国民衆に与えた。加害者の側がそういう言葉を引用するとは、しばし、絶句…。 そして、靖国神社には時を見て参拝すると宣言した。新たな侵略戦争の宣言に等しい。
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