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2004/09/23(木)
「臨戦態勢」に入ったかのようだ
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北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が、ミサイルの発射準備をしたとかで、日本の自衛隊はイージス艦を出動させあたかも「臨戦態勢」に入ったかのようだ。別に、北朝鮮が日本攻撃を準備したわけでもないにのに。
かつて北朝鮮がミサイルの発射実験を行なったところで特別大騒ぎにはならなかったように思う。今回は日本の偵察衛星(スパイ衛星)でミサイル基地を見て、その動きから発射準備と判断したようだが…。
今、この時期、北朝鮮が、意味もなく、いきなり日本を先制攻撃することはありえない(発射実験を行なうぐらいのことはやるかもしれないが…)のにこの過剰反応は何だろう。 北朝鮮は世界第一位の軍事力を持つアメリカ、そして、世界第三位の軍事力を持つ日本に包囲されているのだから(最近では政府は日米安保条約という言葉を用いずに、日米同盟という言葉を使っているが…)。
とにかく日本政府は北朝鮮脅威論をあおるためにこうした報道を流したのだろう。それは、戦時体制を着々と進めるために。 とにかく、日本政府(タカ派の閣僚で固めた小泉政権)はミサイル発射準備の段階で先制攻撃も可との、考え方を実行にうつしたいようだ。
また、日本の偵察衛星(スパイ衛星)の(2年ぐらい前か?)打ち上げ自体北朝鮮に対する戦争挑発になっていることが問題ではないか。
むしろ、米日が北朝鮮を侵略する可能性のほうが大きい。「悪の枢軸」、大量破壊兵器、「民主化」を口実に。
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