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2004/09/25(土)
エスカレートする戦時モード
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昨日の危機管理学部についての捕捉をすると、戦争や内乱に加えてゲリラとかいわゆる「テロ対策」などを入れておくべきかと思います。
北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)のミサイルの脅威に対抗するものとして米第7艦隊のイージス艦が週明けにも日本海(東海=トンへ)に配備されるそうだ。これは、見方を変えれば戦争挑発では…。
さて、現代の国家総動員法である「国民保護法制」が9月17日に施行されたが、この総動員体制について有事の想定の例のひとつについて内閣参事官はこう語った「一つは、あるかどうかわからないが、外国の軍隊が日本に上陸して攻めてくる着上陸侵攻。次に北朝鮮のノドンなど弾道ミサイルによる攻撃。そして、飛行機による空爆。それと、原発や重要施設に対するテロです」と。
巨大メディアのニュース番組ではない、時事問題をあつかう番組では、あたかも、いますぐにでも北朝鮮からノドンやテポドンが日本に発射されるかのようなことが放送されている。巨大メディアが北朝鮮脅威論をあおり、日本の戦時モードはエスカレートする。 そういえば、放送局は「国民保護法」の指定公共機関のひとつだ。すでに、巨大メディアは国家の側にすりよっているようだ。ふたたび大本営発表を行なおうとしているのか。
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