|
2004/07/27(火)
心やさしい日本の人たちという虚構
|
|
|
とにかく時間がないと思う今日このごろです。 議会制民主主義のルールさえ無視し、閣議決定でイラクの多国籍軍に自衛隊が参加することを決めたこと、いま日本は重大な歴史的岐路に立っています。しかし、テレビでは面白くもない娯楽番組やスポーツニュースなどが何事もなかったかのように放映されています。
現実はあまりにも厳しい、日本が戦争に参加するなんて…。
このあいだ、アフガニスタンの少女が頭に入った銃弾を摘出する手術のため来日しました。なぜ、彼女はけがをしたのか、自衛隊がアメリカの軍艦に給油などの後方支援を行い、兵站作戦を担い参戦したからではないのですか。 そのことを無かったかのように、アフガニスタンの少女を救う心やさしい日本の人たちという虚構にひたる少なからぬ日本人のために彼女は利用されてしまったのでは…。
|
|
|