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2004/10/04(月)
死刑のない社会にしようではありませんか
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政府は刑の重罰化をはかろうとしています。治安の悪化を理由にして…。しかし、実際には犯罪は増えてはいないようです。 ではなぜ犯罪が増えているように感じるのか、それは、ニュースで犯罪報道の放映時間が増えているからではないかと思います。
なぜか重要な社会問題のニュースが少なく、しかも瞬間的に行う傾向になっていることに気づきました。
そのような中で新法務相は死刑制度を肯定する発言を行いました。法務相が死刑執行の書類にハンコを押すならば、死刑執行に立ち会うべきです。
死刑囚は死にいたるまで、およそ15分間の間悶え苦しみながら死んでいくといわれています。想像力の欠けた為政者たちは断末魔の死刑囚の苦しむ姿を想像することはないのです。
国家の名において実際に手を下すのは、刑務官です。彼らも死刑執行を行うことは望まないといいます。法の下に死刑を執行したということになっていても生身の人間を殺すことに対する罪悪感や苦悩というものがあるのです。
したがって、死刑執行の書類にハンコを押した法務相は自らの責任において死刑囚の死にいたる過程を見届ける義務があるのではないでしょうか。 一日も早く死刑のない社会にしようではありませんか。
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