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2006/03/04(土)
平和な時代に、戦争反対を語るのは簡単なことだ。戦争のとき戦争反対を語るのは難しい
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「平和な時代に、戦争反対を語るのは簡単なことだ。戦争のとき戦争反対を語るのは難しい」とはかつて誰かの言ったことだ。ひしひしと感じる。某革新政党も例に漏れぬようだ。
マスメディアにとっては、いまや自民党と民主党しか存在しないようだ。もっとも一般市民にとっても、マスメディアによって報道されないことはなかったことに等しい。民主党も自民党もともに改憲を目指している。根本的な理念を否定した現憲法の廃棄、新憲法の制定、つまりは、流血無きクーデターというわけだ。
しかし、マスメディアによって報道はされなくても改憲への抵抗の勢力は頑として存在する。やがてメディアでさえも取り上げざるを得ないまでの大勢力を出現する事が切に待たれる。政府は潜在的なそうした勢力の台頭に怯え共謀罪などを制定しようとしている。この2〜3年の間にビラ撒きだけで逮捕されるというような事件が続いている。
現憲法下にある民主主義的理念、言論の自由の行使を行なっただけで激烈な反応を行い身柄の拘束をするとは「民主国家」とは言いがたい。それは、れっきとした独裁国家にほかならない。独裁国家はいつの日にか、民衆の手で倒されるだろう。
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