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2004/10/09(土)
国家の支配が、破綻し始めている…
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平和のことを中国では和平と表現します。ところで和という字にはどんな意味があるのでしょうか。それは「のぎへん」に「くち」と書きます。つまり、「のぎへん」のつく植物すなわち稲を口にするということです。 国家の支配者が、その支配下にある民衆に喰わせていけなくなってくるということは国家の支配が、破綻し始めているということでもあります。
さて、90年代から今日にいたるまでリストラという首切りが吹き荒れ年間3万人以上の自殺者があり、大企業主や金持ちへの減税、社会的弱者である貧困層への増税や収奪などという弱者切捨ての政治がまかり通っています。
世襲議員の首相以下大臣たちは、資本家たちの利益を擁護し、貧困層である多くの労働者に犠牲を強いています。
そして、憲法を無視して自衛隊をイラク派兵させ、多国籍軍に参加させ傀儡政権を支える占領支配の一角を占めています。 このままでは改憲、そして徴兵制の復活が行われることでしょう。そのとき兵士として戦場に送られるのは貧困層の若者です。
このような政治にNO!の声をあげ、労働者中心の社会を創らなければなりません。
ちなみに、現行憲法には徴兵制を禁ずる条項があります。それは第十八条で、何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
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