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2004/12/10(金)
国会無視の閣議決定は独裁政治だ
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12月10日、新防衛大綱が閣議決定された。そこでは「テロに対応、多機能化」などとしている。つまり、アメリカと同様、「テロ」との戦いを意識したものであることは明らかだ。 ここでも国会を無視してどんどん決めてしまう。これを独裁政権というのではないか。
また、関連のニュースとして、いわゆる「テロ」対策として外国人が日本に入国時に指紋採取と顔写真撮影を義務付けることを政府は考えているようだ。そのための法整備が進められようとしている。 アメリカを参考に顔写真撮影システムを開発するようだ。多分ハイテクを用いた高精密写真となることだろう。
自衛隊をイラク派兵したり、アフガニスタンやイラク攻撃をする米軍に給油などの後方支援という兵站作戦をすることにより、参戦をしなければいわゆる「テロ」におびえることなどなかったはずだ。
ここで「テロ」などという言葉は、侵略を行っている国家の指導者が自分に敵対してくる攻撃に対し「テロ」という便利な言葉を使うのだ。 イラクを見ればよくわかる。侵略軍に対するレジスタンスに対し、侵略する側が「テロ」だと決め付けるではないか。
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