ピース日誌
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2004/10/31(日) END THE OCCUPATION OF IRAQ!
31日、NHKラジオニュースでイラクで人質になった香田さんの死を知った。非常に残念なことになった。その責任は、即座に撤退を拒否した小泉政権にある。

自衛隊のイラク派兵は、そもそも違法であり、即時撤退すべきであった。
米英によるイラク侵略戦争と、占領支配、そして、多国籍軍による傀儡政権のバックアップ。自衛隊の多国籍軍への参加。

小泉首相は、イラク派兵にあたって「人道支援、復興支援」が目的と語っていたが、いつのまにか(多分、今回の人質が殺された事件で)「テロとの戦い」という言葉が加わっていたのに気がついた。
「テロとの戦い」とは、武装勢力との戦争にほかならない。武装勢力に対する宣戦布告に等しい。

どんどん越えてはならない一線を越え戦争の深みに入っていくのを感じる。
戦争反対の声をあげよう。スペインの反戦デモで軍隊の撤退を実現したスペインの人たちのように!

最後に香田さんの冥福をお祈りします。

2004/10/30(土) 自衛隊の即時撤退を!
30日の19時段階のニュースでは、イラクで武装勢力に拘束された日本人の香田さんは、殺されてはいない模様であるとのことだった。

たしかに、幸田さんの行動は無謀ではあった。
ヨルダンで出会った映画監督の四ノ宮さんは、彼のイラク行きを止めた一人だが、彼についてこう語った「彼はただ観光旅行に行ったように言われているが、まったく違う。『どうしたら世界は平和になるんでしょうか』などと語る純粋な若者だった。戦争というものを肌で感じて、そこから平和について考えようとしたのだと思う。行動は無謀だったが、真実を知りたいという姿勢を僕は評価したい」。

また、フォトジャーナリストの広河隆一さんは、幸田さんの行動は無謀であったとしたしたうえで、「ただ、イラクをここまで追い込んだのは爆撃、占領をした米国であり、日本であることを私たちは忘れてはいけない」と指摘した。

もし、香田さんが殺された場合その責任は憲法を無視し自衛隊をイラクに派兵し、さらに多国籍軍に参加させた小泉首相にあると言うことは言うまでもない。

自衛隊を直ちに撤退させることこそ、日本の国是である「武力行使をしない」という世界に誇れる理念を世界に発信することができるのではないか。

石油や復興利権のために血を流すべきではない。

P.S.すでに憲法を無視した小泉政権によって日本は法治国家の体をなしていない。小泉首相は、靖国参拝の違憲判決には従わないと公言した人物だ。小泉首相は、日本を法治国家とは言えない独裁国家に変えてしまった。

2004/10/28(木) 自衛隊の即時撤退を!
日本時間の27日、イラクで武装勢力が日本人を拘束し、自衛隊の撤退を求めた。
新潟の被災地の視察に現れた小泉首相はこの報に接するやいなや「自衛隊は撤退させない」と即座に答えた。国家の指導者とはいかに冷酷なものであるか改めて思い知らされた。

小泉政権によって、国家はその国民を保護するものだという幻想も崩壊し国家の姿はむきだしとなった。
戦時下では、「国民は国家のため死ね」という価値観が支配する世の中だ。すでに小泉政権はこうした価値観のもと行動している。

小泉政権にノーを!そして自衛隊の即時撤退を!

2004/10/27(水) 自衛隊の即時撤退を!
26日(日本時間27日早朝)、イラクで日本人男性が、武装勢力に拘束された。武装勢力は自衛隊の撤退を要求。武装勢力は、「イラクの聖戦アルカイダ組織」。
小泉首相は「テロには屈しない」として、自衛隊の撤退をしない方針だ。つまり人質を見殺しにするつもりだ。

自衛隊が多国籍軍に参加し傀儡政権の後ろ盾になっている事実は、たてまえとしていわれてきた「復興支援」を大きく踏み越え、侵略軍としてイラクの人々の前にたち現れている。

拘束された男性は「彼らはなぜ日本政府が法を破ってイラクに自衛隊を派遣したのかと尋ねています」と話し、さらに「小泉さん、彼らは自衛隊の撤退を求めています」と自衛隊の撤退を求めた。

この男性が殺された場合、その責任は、イラクに自衛隊を派兵した小泉政権にあることは明らかだ。

アルカイダは、日本本土を標的にすると明言している。僕たち日本に住む一般市民も、3月のスペインでの列車爆破事件と同様の犠牲者になり得るということだ。仏教用語を借りるならば因果応報ということだ。自衛隊のイラク派兵を阻止することができなかった日本民衆として甘んじてそうした災厄をを受け入れなければならないのか、いや今からでも遅くない自衛隊の撤退を求めていこう。

P.S.10月27日(水)夕、首相官邸前に200人をこえる人々が集まり、小泉首相に自衛隊撤退を求める声をあげました。

2004/10/24(日) 国際的視点と歴史的視点が重要だと思う今日この頃
社会を見る視点として、国際的視点と歴史的視点が重要だと思う今日この頃です。

今年はプロ野球初のストライキが行われました。球団側は「違法なストライキ」などとかつての公労協のストライキに対して言ったのと同じ言葉を放ったのにはあきれました。野球選手は公務員ではない。とにかく資本や政府はストは気に入らないことだから違法というのにすぎないのです。ともかく、ストをやれば要求をとおすことができると言うことが日本中に明らかになったのではないかと思います。

かつては「戦後」間もないころ、公務員にもスト権がありました。
ボクの記憶では、たしか朝鮮戦争にいたる過程でスト権が剥奪されたように記憶しています。戦争にいたる過程では労働運動が弾圧されるのは歴史が示しているところです。郵政民営化もこの脈絡でとらえるべきでしょう。国鉄が分割民営化されてからも、ストライキをやったら「違法なストライキ」とJRの「社長」が言ったのにはあきれました。

19世紀には労働組合自体が合法的存在ではなかった、しかし先人の血のにじむような、闘いによって労働組合の合法性を得ることができました。しかし、今、小泉政権がやろうとしていることは、労働者の権利を19世紀的な状態に押し戻そうとしていることです。
そして改憲は、「戦前」の「明治憲法」の時代への回帰ともいえる状態をつくることです。つまり、戦争を行う国にしようとしていることです。こんなことを許してはならない。コイズミにノーの行動を!

2004/10/23(土) 自衛隊宿営地に着弾
10月23日イラクのサマワで自衛隊宿営地を狙ったと思われる迫撃弾が宿営地内に着弾した。間違いなくサマワは戦闘地域だ。イラク特措法によっても直ちに撤退しなければならない事態だ。さらに、今月8日にはサマワ市内にある「日本とイラクの友好記念碑」が爆破される事件があった。反日感情は高まっているのだろう。自衛隊は直ちに撤退を!

また、イラクで活動中のNGO団体の、イギリス生まれの女性マーガレット・ハッサンさんが現地武装勢力に拘束された。衛星放送アルジャジーラはマーガレット・ハッサンさんが泣きながら英軍の撤退を求める映像を放送した。
多国籍軍は撤退を!傀儡政権を支える多国籍軍は撤退し、イラクをイラク人の手に返すべきだ。

P.S.先日アメリカのパトリオット(愛国者)法について述べたので、簡単に説明します。
・令状なしで数千人拘束
・無制限の盗聴・思想調査
・戦争批判者を投獄
・反戦運動に銃撃・暴行
などがパトリオット(愛国者)法のもとに行われています。これが「民主国家」アメリカの姿です。日本の社会の姿もアメリカの一歩あとを追うように変貌してきました。ブッシュにノー、コイズミにノー!

2004/10/22(金) 民衆の力が軍隊を撤退させた
昨夜、なにげなくNHKのスペイン語講座を見ていたら番組の終わりのほうで、フォーク調の反戦歌が流れていた。「戦争は大きな化け物…」と歌う。画面にはデモの群集、燃やされる車、機動隊。出征していく兵士、装甲車に乗る兵士の映像。そして「戦争は大きな化け物…」と歌が流れる。

スペインでは、3月11日に列車爆破事件があった。イラク派兵に抵抗する事件なのだろう。直後、大きな反戦デモ。スペインでは政権が倒れ、イラクから軍隊が撤退。民衆の力が軍隊を撤退させたのだ。

P.S.ワシントンでの100万人労働者行進に対しては、かなりの弾圧があった模様。結果15000人が、リンカーン・メモリアル・パークに集まり集会を行った。下の写真は2004/10/17リンカーン・メモリアル・パーク

2004/10/21(木) 100万人労働者行進その3
10月17日、アメリカのワシントンで100万人労働者行進が行われた。リンカーン・メモリアル・パークを労働者がギッシリと埋め尽くした。「労働者階級は自分たちの政党が必要だ」というプラカードを掲げる労働者。ブッシュもノー、ケリーもノー。俳優のダニー・グローバーも発言した。
アメリカは日本人が思っているよりはるかに労働運動が盛んなようだ。

日本でいえば自治労にあたる労組や港湾労組、農場労働者組織化委員会、アメリカ郵便労働者組合(世界最大の郵便労組)、食品商業労組、全米反戦労組連合、「反戦イラク帰還兵」の運動、全米自動車労組などが参加。

さらに、世界各国から参加した労働組合が参加した。そして、反戦デモとしても行われた。

Workers of the world, unite !

2004/10/19(火) 日本は情報鎖国状態?
10月17日、ロンドンで、イラク撤兵を求めた15000人がデモを行った。「米軍主体の連合軍による違法な占領を終わらせるよう」訴えた。
このデモはアメリカでの100万人労働者行進に連帯して行われたものだ。かろうじて、イギリスのデモは報道されたが、アメリカのワシントン100万人労働者行進は報道されなかった。
日本は情報鎖国状態にあるのではないか。「日米同盟」の力学が巨大メディアに働いたのだろうか。

P.S.BSでも、地上波放送でも新聞でもワシントンのデモは報道されなかった。

2004/10/17(日) 100万人労働者行進その2
ワシントンの100万人労働者行進は時差の関係で今日ではなく、日本時間の明日行われます。この100万人労働者行進に連帯したデモはヨーロッパでも、日本でも行われます。日本の場合はヨーロッパやアメリカより早く行われました。日本では全国十数か所で行われた模様です。
ついに世界の労働者や市民が国境を越えて連帯する時代が来たのだと思います。

P.S.ワシントン100万人労働者(MWM)の宣言の抜粋
兄弟姉妹のみなさん、ともに起ち上がろう。社会変革の巨大な運動を立ち上げるため(MWM)に加わろう。ともに社会、経済、政治に関わる労働者の運動を創りだそう。われわれは多数派である。われわれの生存を支配する隠れた支配者どもは強欲な少数者に過ぎない。
労働組合、労働者評議会、社会的・共同体的組織、友人から近所の人びとまでともに組織しよう。われわれは動き出したのであり、決して否定されることはない。

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