ピース日誌
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2004/06/30(水) 愛国心、国益そしてその先にあるのは…
愛国心が煽られ、国益が云々といわれるとき何のためにと考えてみよう。国益とは、国家の利益のことです。民衆の利益ではありません。

かつて、企業が収益を増やせば、労働者の賃金が上がるといわれました。しかし、いま、企業が黒字になっても労働者の賃金が上がらないばかりか、リストラという首切りが横行しています。
なにか、この企業の利益と国益というのが似ていると思いませんか。
愛国心、国益そしてその先にあるのは兵士としてあるいは戦争協力として命まで差し出せということではないのでしょうか。

2004/06/29(火) 社会主義社会はいまだ前人未踏の地
参議院選挙のまっただなかですが、いまひとつ、もりあがりにかけるようです。こんな大変な歴史の分岐点にいるのに、激しい対立−かつての自民VS社会といったような、もりあがりがないということです。

これは、以前にもいったように、ソ連という「社会主義国」の崩壊にともない社会主義に対する自信を革新勢力が失ったことによると思います。

しかし、近現代においては、社会主義社会が存在したことはないとボクは考えます。確かに「社会主義国」と称するものは存在しました。だが、社会主義社会は存在したことはなかったと考えます。

この戦争の時代に対し社会主義の理念の復権こそ、反戦平和の道につながると思います。

いろんな本やいろんな人(著名な人も含めて)の主張をみても「社会主義国」という概念があったと思われる文が見受けられます。

社会主義社会はいまだ前人未踏の地なのです。

2004/06/28(月) 抜き打ち的なイラクへの「主権移譲」
今日、6月28日2日間繰り上げて、イラクへの「主権移譲」の式がわずか数人で5分間で行なわれました。
式典の日が、イラク侵略と占領支配に反対するレジスタンスに攻撃されること恐れ、抜き打ち的に行なわれたのです。
いかに姑息なことを行なおうと、かいらい政権と多国籍軍に対する攻撃はおさまることはないでしょう。
そのような中で自衛隊とイラクのレジスタンスとの間で殺し殺される関係に入ることでしょう。
多国籍軍への参加に反対の声を!そして、ただちに自衛隊の撤退を!

2004/06/26(土) まだ自衛官の戦死者や自衛官がイラク人を殺害していないのは奇跡的
たびたび、書き込みますが、自衛隊のイラク派兵に続き多国籍軍参加が閣議決定されました。これはイラクの人々と殺し殺される関係になるばかりではなく、9.11事件のニューヨークや今年起きたスペインでの列車爆破事件が日本本土でもおきるかもしれないと言うことです。

日本の政府はすでにそのようなことが起きるということはおりこみ済みのようで、駅には警備員や警察官が配置されています。しかし、そんな小手先のことで防げるでしょうか。

9.11事件のような惨事を防ぐことはただちに自衛隊を撤退させるということです。もちろん、多国籍軍参加を撤回することは言うまでもありません。

また、戦争のできる国にしようとする改憲を阻止することはいうまでもありません。いまは見切り発車で派兵していますが、今の時点で自衛官の戦死者や自衛官がイラク人を殺害していないのは奇跡的ではないかと思います。奇跡はいつまでも続くことはありません。必ず死者は出ます。なんとしても戦争は止めましょう。

2004/06/25(金) 自衛隊の撤退を。そして、多国籍軍に参加させるな。
平和な時に戦争反対と言うことは簡単にできる。しかし、戦争のときに戦争反対と言うことは難しいと何かの本に書いてありました。

さらに、平和な時に戦争反対といっていた政党のなかには、戦争の時には戦争に協力してしまう党も現れるとも書いてありました(多少表現は違っているかもしれませんが、おおむねそんなことが書いてありました)。

いま、日本はイラクの多国籍軍に自衛隊を参加させようとしています。
いまこそ戦争反対の声をあげていかなければならないと思います。

アメリカやイギリスなど軍隊を占領軍としてイラクに派兵しています。
アメリカやイギリスでは数十万人から百万人の反戦デモが起こりました。
ヨーロッパのフランスでは毎日のように何らかのでもが行なわれていると聞いています。
日本では、「復興」「人道支援」などという理由で自衛隊がイラクに派兵されています。米軍の後方支援を行い兵站作戦を担いイラク戦争に参戦した自衛隊が、「復興」「人道支援」などというのは、まっかなウソです。

有事法が成立しようが、改憲が行なわれようが侵略戦争に反対しなくてはなりません。ボクは、イラクの人たちが自衛隊に殺されるのは望まないし、自衛官が戦死することも望みません。
ただちに、自衛隊の撤退を。そして、多国籍軍に参加させるな。

2004/06/24(木) 革新勢力が後退したのは…
参議院選挙がスタートしました。自衛隊の多国籍軍への参加が閣議決定された直後の選挙となりました。改憲への動きも激化しています。

ボクは革新勢力が後退したのは小選挙区制の導入もひとつの原因だと思いますが、もうひとつには革新勢力が国家というものに捕りこまれてしまっているからだと思います。

自衛隊のイラク派兵や多国籍軍への参加は憲法違反であるという論理での派兵反対では、改憲の前には無力です。
正真正銘の軍隊を持っているアメリカやイギリスの労働者・市民は、イラク戦争に反対して各地で数十万から、100万人の反戦デモを行っています。ひるがえって、日本ではどうか、戦争を放棄した憲法を持っていながらアメリカやイギリスの1/10にも満たないと言う状況です。
これはあまりにも、憲法違反であるという論理に頼りすぎていたからではないでしょうか。

侵略戦争には道義的に反対であるという立場が必要ではないかと思います。

目を怪我したイラク少年の手術後の回復は順調であるとかのニュースが毎日のように報道され美談としてあつかわれています。しかし、よく考えてみてください。
彼はなぜ目に怪我をしたのか、米英軍のイラク侵略が原因ではないですか。そして、米軍に後方支援ということで自衛隊が米艦船に給油などの補給作戦−兵站作戦を行ない、イラク侵略戦争に参戦したからではないのですか。
比喩的に言えば、ボクたち日本人は死傷したイラク人の返り血をあびているのではないでしょうか。
世界中の戦争に反対している人々と連帯して戦争に反対しましょう。

2004/06/23(水) 沖縄「慰霊の日」で小泉首相は…
沖縄「慰霊の日」で小泉首相は「…将来にわたって平和を守り、二度と悲惨な戦争を起こしてはならない責務を負っている」とあいさつしましたが、その一方でイラクの多国籍軍への参加を閣議決定をしました。
片方で戦争のできる国を着々と作りながら、なんと空々しいことか、こんなことがまかりとおってよいのでしょうか。こんな状態を許してはならないと思います。

2004/06/22(火) またしても、国と言うものが出てきました
またしても、国と言うものが出てきました。参議院選にむけた自民党のポスターは小泉首相の写真に、「この国を想い、この国を創る」というキャッチコピー。そして、愛国心教育、国を守るという言葉。

国を愛するとは国家体制を愛するということで、国を守るとは国家体制を守るということです。

誤解を恐れず言えば、国を守るということは極論ですが国民や住民がどんなに死んでしまっても、国家体制が護持されれば良いのだということを意味します。
「愛国心は悪党の最後の隠れ蓑(みの)だ」という言葉を何かの本で見た記憶があります。

いま日本という国家は、民衆を食わしていけなくなっています。
企業が黒字なのにリストラや賃下げ、福祉の切捨て、年金も減っていくなど民衆に「痛み」という犠牲を強いています。年間の自殺者は3万人を超えています。「痛み」をともなう「改革」によって殺されているのではないでしょうか。

国家が民衆を食わしていけなくなったということは支配者にとって国家崩壊の危機です。そこで、強権的に民衆を抑圧し管理する法律ができています。民衆は国家によって殺され、戦争に動員されて殺し殺される立場に追い込まれるのか、それともこのような国家にNOと言うのかが問われている時だと思います。

2004/06/21(月) 参議院選挙の季節がやってきました
また、参議院選挙の季節がやってきました。
ここ何年か、選挙の投票率が非常に悪い。50%ぐらいです。約半分の人が棄権しているということです。
なぜかと考えてみますと、第一の可能性として関心がない。第二の可能性として頼りになる政党がない。
頼りになる政党がないから無関心になるということではないかと思います。
政権与党に対する徹底した反対をする政党が無くなってきたことに無関心層の生まれる原因があります。

この間の国会を見ていると翼賛国会の様相を呈しています。本来与党のやることに徹底的に反対するべき時に反対しないあるいは及び腰。

この改憲を視野に入れて保守政党が動き出している時、革新勢力はかつてのように何でも反対の立場を貫くべきです。

いまこの時代に日本は戦争をできる国へと急速に変貌しようとする時に政府のやることに何でも反対することほど大切なことはありません。

労働運動、市民運動、デモ、ストライキとリンクした革新政党の運動が必要なのではないかと思います。こんな時代でも、デモやストライキ、労働組合による自主管理もあります。既成事実に屈してはなりません。

2004/06/20(日) 松下竜一氏の死を悼みます
松下竜一氏の死を悼みます。彼は草の根市民運動をしてきた作家です。
代表作は「豆腐屋の四季」「狼煙を見よ」などです。
惜しい人を亡くしました。
ご冥福をお祈りします。

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