ピース日誌
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2004/07/31(土) 心やさしい日本の人たちという虚構その2
7月27日のピース日誌で、アフガニスタンの少女のことを書きましたがボクは彼女が2001年の米軍のアフガニスタン攻撃により怪我をしたものと思っていましたが、8年前の受けた銃弾による怪我だということでした(2001/7/31毎日新聞)。

しかし、2001年の9・11自爆攻撃事件直後に作られたいわゆる「テロ特措法」により、自衛艦はアフガニスタン攻撃に向う米軍の軍艦に、給油などの後方支援(兵站作戦)を担い、参戦したのです。

比喩的に言えば日本人はアフガニスタンの人々の返り血をあびているのです。

日本国家は、アフガニスタン侵略戦争に加担しました。
今度は一人の少女を救うことで、「心やさしい日本人の人たちという虚構」を演出しようとしているのでは…。

2004/07/30(金) 中国人が怒るのは当然
昨日の夜のテレビニュースで、何かのスポーツ大会が中国で行なわれ、日本のチームが登場した時、日の丸の旗や君が代の曲に反発した中国人から激しいブーイングがありました。それは、当然のことだと思います。まず、今年の春に中国領・釣魚台に上陸した中国人を海上保安庁が逮捕したことが原因になっているからです。加えて、小泉首相が、卑劣にも、靖国神社に参拝を繰り返していることなどです。小泉首相は靖国神社参拝の違憲判決が出てからもなおも、靖国神社に参拝すると公言しています。国家の指導者が自ら法を破って平然としているこうした諸々のことが中国の人たちを怒らせているのです。

2004/07/28(水) 60年安保闘争や70年安保闘争のように怒るべき
とかく日本人は、既成事実に弱いと言われていますが、自衛隊の多国籍軍への参加は、国会にすらかけられることなく既成事実としてまかりとおっています。
「決まってしまったことはしかたない…」と言うことでしょうか。もっと怒るべきでしょう。60年安保闘争や70年安保闘争のように。

60年安保闘争や70年安保闘争を知りたい方は下記のサイトにアクセスしてください。

http://members.goo.ne.jp/home/ikariwoutaejikkoui/

2004/07/27(火) 心やさしい日本の人たちという虚構
とにかく時間がないと思う今日このごろです。
議会制民主主義のルールさえ無視し、閣議決定でイラクの多国籍軍に自衛隊が参加することを決めたこと、いま日本は重大な歴史的岐路に立っています。しかし、テレビでは面白くもない娯楽番組やスポーツニュースなどが何事もなかったかのように放映されています。

現実はあまりにも厳しい、日本が戦争に参加するなんて…。

このあいだ、アフガニスタンの少女が頭に入った銃弾を摘出する手術のため来日しました。なぜ、彼女はけがをしたのか、自衛隊がアメリカの軍艦に給油などの後方支援を行い、兵站作戦を担い参戦したからではないのですか。
そのことを無かったかのように、アフガニスタンの少女を救う心やさしい日本の人たちという虚構にひたる少なからぬ日本人のために彼女は利用されてしまったのでは…。

2004/07/26(月) 「戦争のつくりかた」を読みました
今日、ニュースを見ていたら、トップニュースが野球が1リーグになるだとか2リーグだとか言っていますが、そんなことが重要なことでしょうか(野球ファンの方ごめんなさい)。世の中もっと重要なことがあるでしょうに。
ところで今日、ボクは絵本「戦争のつくりかた」というのを読みました。子どもにもわかりやすく(もちろん大人にも)書かれています。このようにして戦争戦争のできる国になると言うことが…。そして、戦争をしない方法をえらびとることも。

ついこの間、閣議決定といってひとにぎりの人たちが自衛隊が、イラクで多国籍軍に参加することを決めてしまいました。
イラクの傀儡(かいらい)政権を支えるための軍隊が多国籍軍です。したがって自衛隊は、反米英のレジスタンスに銃を向けることになるのです。いま、世界中でイラク侵略戦争に反対するデモが起きています(巨大メディアではほとんど報道されません)。
世界の人々と連帯して多国籍軍を撤退させましょう。

「戦争のつくりかた」は以下のサイトで見ることができます。
http://www.ribbon-project.jp/book

写真は韓国のデモです。

2004/07/24(土) オリンピック反対のデモその2
7月22日、アテネでオリンピック反対のデモが2000人で行なわれたと某地方新聞に出ていましたが、7月24日の毎日新聞によると、5000人のデモで、市民団体や労働団体が参加し、五輪警備で北大西洋条約機構(NATO)軍が協力し米英軍が来れば、「…人権が侵される気がする」と参加者のひとりは語りました。
オリンピックに反対しているのは別に特殊な人々ではなくごく普通の市民や労働者が中心のようです。

2004/07/23(金) オリンピック反対のデモ
アテネで、オリンピック反対のデモが2000人の参加で行なわれました。
「(巨額な財政負担などで)国民を犠牲にするな」と政府批判をしました。ボクの知る限りでは、オリンピック反対のデモは初めてです。
開催にかかる財政負担、大量の監視カメラによる市内各所の厳重警備に市民が反発を深めています。
ボクもオリンピックはナショナリズムをあおるものですから反対です。
ナショナリズムは戦争のときにあおられるものなのです。そういった意味からもオリンピックは平和の祭典などではありません。

2004/07/22(木) 新たな独裁政権が誕生
イラクの「主権移譲」で、できた傀儡政権は、死刑を復活させ、国家保安法をつくりました。

国家保安法はアメリカのパトリオット・アクト(愛国者法)と相似形をなしていると言います。
なんのことはない、アメリカのコントロールによる新たな独裁政権が誕生したのに過ぎないのです。そして、その「国家意志」をイラク民衆に強制するための力=暴力が、多国籍軍なのです。

したがって、自衛隊が多国籍軍に参加している以上、自衛隊は武装勢力のターゲットであり、また、イラクのレジスタン勢力に銃を向けることになるのも必然です。

自衛隊はもとより多国籍軍は撤退するべきです。

2004/07/20(火) 「人間の条件」がDVD化
五味川純平の小説「人間の条件」が40数年前に映画化されましたが、ついにDVDで復活しました。

かつての中国侵略戦争の時代の戦場、軍隊、中国人強制収容所と強制労働、そしてソ連の収容所の実態、そうした戦争のなかで人間性を持ち続けようとする主人公。全部で9時間以上の大作です。

ボクは数年前にビデオで見ました。60年安保闘争のころ作られた映画です。

いま、戦争への道を暴走し始めた日本に生きるボクたちに、二度と戦争をしてはいけないと言うメッセージを時代を超えて呼びかけていると思います。

2004/07/19(月) フィリピン軍の完全撤退
人質となったフィリピン人男性解放のため、フィリピン軍はイラクから19日、完全撤退することになりました。多国籍軍からの撤退は初めてとなりました。
多国籍軍の駐留にはいかなる大義もありません。それはイラクの傀儡政権を維持するための武装勢力にすぎません。
自衛隊はもとより多国籍軍はただちに撤退を!

7月絵日記の続き


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