ピース日誌
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2005/01/29(土) 日本はニセ札製造国家だった
最近、ニセ1万円札のことが、ニュースに流れている。
昔、日中戦争(日本による中国侵略戦争)のとき日本はニセ中国札を作り中国の経済的混乱を狙った。日本はニセ札製造国家だった。

また、当時、日本はアヘンを中国人に売り、アヘン中毒者を中国人に蔓延させ日中アヘン戦争とも言われた(岩波ブックレット「日中アヘン戦争」)。

そしてアヘンの売店には「日の丸」が掲げられていたので、アヘンを求めに来た中国人は「日の丸」をアヘンの売店の商標だと思ったとのことだ。

つまり、日本はならず者国家だったというわけだ。そしてその後継者が今の日本を支配している。

2005/01/27(木) 内なる植民地支配
在日朝鮮人(韓国籍も含む民族としての存在)、在日中国人などの民族を差別する法律が70数個もあるという。昨日、在日韓国人女性が東京都の管理職試験の受験を拒否されたとして都を訴えた裁判が最高裁での判決があった。裁判では外国籍排除は合憲との判決をした。

しかし、「在日」は、歴史的に見て、日本による侵略と植民地支配の生み出した存在であり、「在日」差別は継続する内なる植民地支配ともいえる。
また、国家公務員にいたっては採用がほとんど認められてはいない。外国籍の採用に門戸を開いた自治体でも多くは管理職への昇進制限がある。
ニュージーランド、スウェーデン、オランダ、イギリス、カナダ、オーストラリアなど外国人の地方公務員採用を広く認めている。それらの国の中ではほとんどの、あるいはかなりの国家公務員を採用しているという。

日本は「在日」の存在の歴史性に目をつむり、国籍条項を持つ多くの法律がある。そればかりか、民間企業への就職差別もある。

日常的には日本名を通称名として名乗り生活している「在日」の存在を忘れてはならない。これは、今にいたる内なる創氏改名といえよう。こうした日本国家のあり方を変えていかなければならない。

2005/01/24(月) ホームレスの小屋を行政が強制代執行
今日、名古屋でホームレスの小屋を行政が強制代執行ということで強制撤去を行った。この寒空の中にホームレスの人たちは放り出された。
愛知万博を控えての撤去だろうが、万博で儲かるのはゼネコンではないのか。万博のために住む場所を奪われ、生存権を脅かされていいものだろうか。
日本国憲法には、健康で文化的な生活を営む権利を有するとなっているがこれはどうしたことだ。

だれも、すきこのんでホームレスになったわけではない。リストラという首切り、一方では、人員削減による長時間過密労働、社会の矛盾の犠牲者がホームレスなのだ。資本主義社会のもたらす矛盾である。

P.S.昨日、フランスでは郵政民営化反対の激しいデモが行われた。

2005/01/23(日) 一揆とストライキ
昔、圧政に苦しむ農民はやむにやまれず農民一揆に立ち上った。
そして、首謀者は処刑されたが、封建領主は農民を皆殺しにすることはできなかった。なぜなら、農民なくして封建体制はなりたたない、食糧を生産する農民を皆殺しにしては、武士階級は食っていけない。

同様に、今の資本制社会で労働者がストライキに立ち上ったときにも執行部などが処分されるが一般組合員までクビになることはまずない。なぜなら労働者が、いなくなれば企業は成り立たないから。

今、韓国では、労働運動がさかんだが民主労総のリーダーが逮捕されるなどの弾圧にも屈せず闘っている。
いまこそ労働運動の復権を!

2005/01/22(土) 資本主義とは…
韓国ドラマ「愛の群像」で大学の教室で講師が、「企業とは合法的に非合法な行為をする合法的な組織だ」とおおむねそういうことを言っていたのに感心した。実にうまい表現だ。非合法なこととは何かは言わなかったが…。

搾取は、資本主義社会では合法ということになっているが、労働者にとっては資本によるピンはね以外のなにものでもない。搾取なしには資本主義社会は1日たりとも成り立たない。

また、資本主義は利権のため、戦争も辞さない。イラク戦争は石油の利権をめぐって始めた米英による侵略戦争だ。そして日本も参戦した。

2005/01/21(金) 傀儡政権に合法性を与えるためのセレモニー
イラクでは、1月30日に予定されている選挙が目前に迫っている。しかし、候補者名簿や投票所も公開されていない。
レジスタンスの攻撃におびえてのことだが、これのどこが民主主義か。

秘密選挙で民主主義といえるか。選挙委員会のスタッフが有権者たくを訪問して直接説明しているそうだ。

また、有権者登録をしている人はおおむね傀儡政権を支持しているのではないか。

イラクの選挙は傀儡政権に合法性を与えるためのセレモニーにすぎない。

P.S.1月20日、アメリカ・ワシントンDCで行われたブッシュ大統領の就任式に対して1万人以上の人々が抗議行動に参加した。

2005/01/20(木) 日本には言論の自由がない
誰の目にも日本には言論の自由がないということが明らかになってきている。

市民運動の団体がイラクは兵反対のビラを自衛隊の官舎に入れて逮捕されたり、共産党の活動家が集合住宅にビラ入れしたとして逮捕されたりしている。

そして今度は、NHKの番組をめぐる政権政党の議員による圧力によって番組が改変されたことを報じる朝日新聞と取材当時の発言を翻す元NHK総局長、そして「圧力になるようなことは言ったことはない」といいはる当該政治家。ここから見えてくることは、日本は彼の独裁国家とますます酷似してきていることを感じざるを得ない。

そして、イラク戦争の口実となった「大量破壊兵器」と「民主化」というキーワードを当てはめれば、北朝鮮(朝鮮民主主義共和国)に対し、いつ侵略戦争を始めても不思議ではない。

大量破壊兵器があるのはアメリカだ。民主化が必要なのはアメリカだ(パトリオット法による弾圧をしている)。

日本も、プルトニウムを溜め込み、核兵器を作る能力を持っている。核武装を主張する政治家もいる。そして上述のように民主主義の根幹である言論の自由がない。

2005/01/19(水) End the Occupation of Iraq!
End the Occupation of Iraq!

2005/01/18(火) 強制送還されたクルド人父子
今日の、ニュースで日本に難民認定を求めていたトルコ国籍のクルド人父子が、強制送還されたことを知った。

トルコでは、反政府運動を行っていたため、日本に政治難民として難民認定を求めていた。しかし、日本政府は彼らを迫害が予想されるトルコに強制送還した。日本政府のとった行為は人道に反することだ。

一方、「人道支援」を声高に叫ぶ小泉政権はイラクに自衛隊を派兵し、多国籍軍(占領軍)に自衛隊が参加することになった。それは傀儡政権を支えることでしかない。
連日、占領軍と傀儡政権に対するゲリラ戦がおきている。
占領軍は直ちに撤退しなければならない。

2005/01/17(月) 阪神大震災から10年がたった
阪神大震災から10年がたった。天災の被害というものは万人に平等に襲ってくるというわけではない。阪神大震災は、被害の模様が貧富の差を反映していた。

なぜなら、金のあるものは地盤のしっかりとした土地に堅牢な家を建てる。一方、貧困層は地盤の脆弱な土地に老朽化した家屋に住んでいる。さらに、インフラも金のある層の地域に厚く、貧困層の地域にはインフラも貧弱であるというこの差別社会のあり方を見事なまでに反映していた。

特に、神戸の長田地区にに被害が大きかった。そこに住む在日朝鮮人(韓国籍も含めて民族としての在日朝鮮人という表現をここではします)は被害が大きかったという。

こうした貧富の差をなくしていくことこそ、被害を最小限にすることができると僕は思った。

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