ピース日誌

ピース日誌

ホームページ｜最新月全表示｜携帯へURLを送る（i-mode｜vodafone｜EZweb）

2005年2月

前の月

次の月

日

月

火

水

木

金

土

最新の絵日記ダイジェスト

2008/10/31		イタリアで「教育改革」反対で大デモ
2008/09/07		街頭インタビュー
2008/07/14		蟹工船ブーム
2008/06/21		今や日本列島は蟹工船
2008/03/02		Protest on the 5th Anniversary of the Iraq invasion!

直接移動： 2008年 10 9 7 6 3 2 1 月 2007年 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 2006年 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 2005年 12 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月 2004年 12 11 10 9 8 7 6 5 月

	2005/02/26(土) 小泉首相、石原都知事のような人物をはびこらせてはならない

小泉首相が、中国をはじめとしたアジア諸国からの批判にもかかわらず靖国神社の参拝に固執している。
それは、自衛隊が戦場であるイラクに派兵されているという状況の中で新たな戦士者が出ることを前提とし、新たな「英霊」をつくることが想定されているからではないか。

このような中で、石原都知事は「命がけで憲法を破る」と公言している。この春の卒業式にも「日の丸」「君が代」を強制するだろう。

小泉首相、石原都知事のような人物をいつまでもはびこらせてはならない。

	2005/02/25(金) 石原東京都知事はなぜ裁かれないのか

昨日、石原東京都知事の差別発言（「ババア」発言）に対し慰謝料をなどを求めていた訴訟の判決があった。

判決では、請求を棄却した。つまり、石原都知事が勝訴ということになってしまった。毎日新聞の25日の朝刊によると、石原都知事の代理人のコメントは載っていたが、原告の女性たちのコメントは報道されなかった。無念であるとともにこの裁判官の資質にも失望した。

また、石原都知事のような人物を日本の首都の知事になっていることが信じがたい現実だ。石原慎太郎に対抗する知事候補者がこれといって、いなかったということも彼が知事の座についた原因だが、投票率も低く必ずしも都民の支持を受けているとはいえないだろう。

今年も卒業式のシーズンがやってくるが、石原知事が、「日の丸」「君が代」の強制をはかったが、昨年の卒業式では、200人以上の教員が不起立で抵抗した。
不起立の教員を支持する世論をつくり彼らを支えよう。

	2005/02/23(水) イラク情勢と日本の日常はリンクしている

自衛隊の宿営地のあるイラクのサマワでは、自衛隊を狙ったレジスタンスによる攻撃が2月4日ごろもあったようだ。現地では、かなり緊迫したようだ。－（アラブの声より）

一方日本では、一見平穏な日々が続いているように見えるが、平穏な日々と感じているのは一般市民のみで、政府の側は臨戦態勢といってもいいだろう。イラク情勢と日本の日常はリンクしている。

イラク戦争以来、駅には急に監視カメラが増え、監視カメラの視線を避けては一歩も歩けない。新幹線の警戒レベルはトップという状態だ。

また、もう戦時下ともいえる日本における入管法（出入国管理と難民認定法）と外国人登録法による外国人に対する監視の強化（ネパール人留学生が日に何回も警察官に外国人登録証の提示を求められたり、警察官が早朝5時から下宿に現れ2時間にも及ぶ「取調べ」を行った－毎日新聞の投書欄）などが行われている。

水面下ではもっといろんなことが行われていることだろう。

	2005/02/22(火) 「国民保護」という言葉にだまされるな

政府は有事体制だの、「国民保護」だのと言っているが、結局は軍事優先の戦争のできる国家を作ろうとしている。
そこで憲法の前文「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し…」といっていることをいまこそ心に刻まなければならない。

「国民保護法」で想定される住民避難のシミュレーションを鳥取県が2003年に行った。そのとき住民26000人がばすで兵庫県に避難し終えるのに11日間かかるという結果が出たという。
有事の際は軍事が優先されるので住民のことなど二の次になることは明らかだ。

沖縄戦しかり、「無敵」関東軍の敗走と住民の置き去り、その結果として生み出された中国残留孤児。軍隊は住民を守らない。これは歴史の証明するところだ。
また、中国残留孤児は日本による中国侵略戦争を日本の民衆が阻止することができなかったことに原因があるということは言うまでもない。

	2005/02/20(日) イタリアで反戦デモ

イタリア人女性記者が、イラクの武装勢力によって拘束された。武装勢力はイラクからイタリア軍の撤退を要求した。イタリアでは、女性記者の解放のためイタリア政府に対し、軍隊の撤退を求める大規模なデモが行われた。

	2005/02/19(土) 映画「パッチギ」を観ました

この間、映画「パッチギ」を観ました。今、この時代にこのような映画が作られたことに感動しました。

日本人男子高校生と在日朝鮮人女子高生との恋愛を軸に、1968年の社会情勢を背景に描かれたストーリーです。
ベトナム反戦運動が世界的に拡がった時代です。

特に、この映画で重要なことは在日朝鮮人という存在が、日本による朝鮮侵略と植民地支配の結果、在日朝鮮人（朝鮮籍、韓国籍含む）が生み出されたということです。
ぜひ観てもらいたい映画です。泣けました。
映画の中で歌われていた歌「イムジン河」は当時発売中止になり、放送禁止の曲でした。とても美しいメロディーのいい曲です。

	2005/02/11(金) サッカーで振られる「日の丸」

サッカーの北朝鮮戦のニュースによると日本側サポーターの応援で「日の丸」や「旭日旗」が振られ風景を見た。

もし、ヨーロッパで、たとえば、ドイツとオーストリアの試合でナチスドイツの旗（ハーケンクロイツ）が振られたらこれは大変な社会問題、国際問題になることは明らかだ。

ナチスは６００万人のユダヤ人を虐殺したという。一方、天皇の軍隊は２０００万人以上のアジア人を虐殺した。そして、朝鮮人の強制連行、中国人の強制連行そして強制労働の果てに死に追いやったりした。

アジアの被害者や、その遺族は「日の丸」を見てどう思うか考えて見ればわかるっように、「日の丸」はヨーロッパにおけるナチスの旗と同様なものであると認識すべきだ。

P.S.今日は「建国記念の日」旧「紀元節」だ。祝賀行事と反対の集会やデモが行われた。

祝賀行事は町内会・自治会を動員して行われたので一定の数を「動員」したようだ。
一方反対の側は自分で主体的に判断し参加したということで数こそ少ないが、その意義は大きい。
今は少数派でもやがて多数派になる可能性を秘めている。だからこそ、国家を支配している側は「日の丸」「君が代」の強制に躍起になっているのだ。

	2005/02/08(火) 日本－北朝鮮サッカー戦

あす、日本と北朝鮮（朝鮮民主主義人民共和国）とのサッカーの試合があるということで、テレビの番組では、日本－北朝鮮の決戦などと、戦争のような言葉を使ってはしゃぎまわっている。

日本チームのサポーターはテレビカメラに向かって「無邪気」にも「日の丸」の旗を振ってみせる。
「日の丸」の旗とは何か？それはアジアの人々にとっては、ヨーロッパにおけるナチスの旗のようなものだ。

先ごろ、イギリスの王子がナチスの制服を着た写真が新聞（イギリスの大衆紙SUN）の一面に載り、社会問題となったことは記憶に新しい。一面トップで「彼はナチだ」というような大きな文字が紙面におどっていた。

ヨーロッパでナチスを連想させることは犯罪的なこととされる。
ナチスドイツの｛総統」ヒトラーは敗戦必至と見るや自殺した。しかし、日本では、戦犯である天皇は生きながらえベッドの上で死を迎えた。

そして、「日の丸」も戦前、戦中ですら国旗とは制定されなかったのに、「平和憲法」のもとで「君が代」とともに国旗、国歌として制定されてしまった。

日本のサッカーファンはこれもまた天皇制のシンボルであるヤタガラスをあしらったエンブレムをつけたユニホームを身につけたりしている。国威発揚、ナショナリズムをあおる装置として天皇制のシンボルがある。

"Rising-sun flag" is a symbol of Japanese imperialism.

以下のURL参照

http://www2.tokai.or.jp/news/link34.htm

	2005/02/06(日) 経済制裁によって困るのは…

政権政党の極右勢力は北朝鮮に対する経済制裁を声高に叫んでいるが、皮肉なことにアサリなどの魚介類はかなりの部分を北朝鮮からの輸入にたよっている。
経済制裁によって困るのはなんと日本の一般市民だったということだ。

日本は食糧の自給率が低く、多くの食料を輸入にたよっている。したがって、多くの国とよりよい関係を結ばなければならないのに、アジアの人々に対する反感をあおるようなことばかり行っている。

「日の丸」「君が代」靖国参拝など。軍隊慰安婦の問題でのNHK番組に政権政党の某氏などの「公正に…」などといういいかたでの番組改編への圧力など枚挙にいとまがない。
ちなみにこの某氏は日本の核武装を推し進めようとしている人だ。また、日本のかつてのアジア侵略の事実を否定している人であるが、そうした人が「公正」と言ったら何を意味するか。彼に気に入らないものは「かたよっている」として一言のもとに切って捨てられることは想像にかたくない。

	2005/02/03(木) 屍の上に築かれた「民主主義」とは…

ブッシュ大統領は、イラク選挙は成功したというが、ファルージャでの虐殺の果てに、「民主主義」をもたらしたというのか。

米軍は１４００人以上の戦死者を出したというが、死亡したイラク人は１０万人以上を数える。累々たる屍（しかばね）の上に築かれた「民主主義」とは何なのか。

自衛隊の宿営地のあるイラクのサマワで、２月２日（日本時間３日午前２時半ごろ）サマワの警察署を武装グループが攻撃し、銃撃戦になった。
サマワはまぎれもない戦闘地域だ。

小泉首相はこういった「自衛隊のいるところが非戦闘地域だ」と。いつまでそんな詭弁が通じると思っているのか。
自衛隊をただちに撤退させよう。