ピース日誌
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2005年5月
前の月 次の月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
最新の絵日記ダイジェスト
2008/10/31 イタリアで「教育改革」反対で大デモ
2008/09/07 街頭インタビュー
2008/07/14 蟹工船ブーム
2008/06/21 今や日本列島は蟹工船
2008/03/02 Protest on the 5th Anniversary of the Iraq invasion!

直接移動: 200810 9 7 6 3 2 1 月  20079 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200612 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200512 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 月  200412 11 10 9 8 7 6 5 月 

2005/05/30(月) 事故を防ぐには労働条件を良くすることだ
事故を防ぐには労働条件を良くすることだということをJR西日本の大事故から学ばなければならない。分割民営化から大幅な人員削減−Downsizingが行われ、過密ダイヤと労働強化が行われた。それが原因だ。

JRのみならず、三菱自動車や北海道のタンク火災など人件費削減=利潤追求が大事故の原因だ。
労働条件を悪くすることがいかに高くつくかを思い知らなければならない。

JR西日本の大事故は多くの乗客の命と現場の運転士=労働者の命を奪った。人事管理部門のエリート面をした連中が机上の論理で人員を削減し、大惨事を招いたのだ。

こうしたことは、日本全国の職場で起きている。労働運動を再建し、労働条件を改善しなければ第二第三の大事故を防ぐことはできない。

人事管理部門のエリートどもはそこそこの学歴を持ったものたちだろうが、彼らはいったい何を学んできたのだろうか、それとも何も学んでこなかったのだろうか。

2005/05/25(水) 自衛隊はただちに撤退すべきだ
日本時間25日午前3時半ごろ、イラクのサマワで自衛隊宿営地近くで銃撃戦があった。

また、×印をつけられた「日の丸」とともに日本撤退を求める文言が壁に書かれていた。イラク民衆から歓迎されていないことは明らかだ。

イラクはいま戦場だ。そして復興支援はウソであることが日に日に明らかになる。石油と復興ビジネスが目的だ。自衛隊はただちに撤退すべきだ。

2005/05/23(月) 利潤追求に走る資本の論理と安全は両立しない
JR西日本の事故について考えると、分割民営化原因があることは明らかだ。民営化以後、労働強化や過密ダイヤとなりいつか大事故がおきることは時間の問題だった。

これは、日本中のあらゆる企業についても言えることだ。リストラという人減らし、技術や技能の継承が不可能になっているのが現実だ。そのようなリストラ計画を決めたのはいわゆるエリート層といわれる人たちだ。

彼らは、机上の論理で頭数をはじき出しているのだろう。現場を知らないエリート層というのが安全をおびやかしている。つまり理想的にことが運んだ場合を想定したシミュレーションで人数を決めているのではないか。
安全を確保するには人数は大目であることが必用だ。だがどう考えても少ない人でかろうじて動かしているというのが現実だ。
人件費を削り、利潤追求に走る資本の論理と安全は両立しない。

P.S.小泉首相は国会の場で日中関係について「罪を憎んで人を憎まず」というのが中国人の考え方だと述べた。しかし、日本国家は、かつての中国侵略戦争においては、甚大なは被害を中国民衆に与えた。加害者の側がそういう言葉を引用するとは、しばし、絶句…。
そして、靖国神社には時を見て参拝すると宣言した。新たな侵略戦争の宣言に等しい。

2005/05/16(月) 巨大メディアの垂れ流す情報は…
いま、僕たちは、色々なメディアによって流される情報の洪水の中にいる。

とりわけ、巨大メディアの垂れ流す情報は限りなく政権のプロパガンダを流し始めている。

そしていま、教育というものがもはや教育というものに値しないようなものに変貌しようとしている。目に見えるものから言えば、「日の丸・君が代」の強制による国家主義、天皇賛美の教育。
さらに小泉政権は「つくる会」教科書の採用をもくろみ、歴史の改ざん、アジア侵略のいなおりと、戦争の賛美教育を通じて戦争を担える人間を育成しようとしている。
こうして教育で教えられる歴史は歪曲される。メディアの流す情報は加工され僕たちの元へ届く、政権に都合のよい形に整えられて…。
今日、テレビでパレスチナ問題をあつかっていた。そこではパレスチナ人の抵抗を「暴力」だと表現していた。だが、イスラエルの中東一の軍事力を持ってパレスチナ人の土地を奪うことは暴力ではないのか。アメリカがイラクを侵略して掃討戦という名目でレジスタンス勢力や一般市民を殺しているのは暴力ではないのか、これをダブルスタンダードという。

2005/05/11(水) 雇い兵会社の日本人拘束
5月9日、イスラム武装勢力が、日本人男性を拘束したとの声明をウェブサイトに掲載した。

この男性はイラク米軍施設に勤務する英系民間警備会社(ハート・セキュリティ)の社員、斉藤氏といわれている。

斉藤氏は21年半にわたり、仏外国人部隊に所属していた。彼の勤務している警備会社とはいわば軍事請負会社というか、雇い兵の会社である。

アメリカでは罰せられるのを覚悟で軍務を拒否するものが増えており、軍隊を志願するものが減ってきているところに、この雇い兵の会社の需要があるわけだ。いわば、戦争の民営化ともいえる。

彼はいままで武装勢力に拘束された日本の民間人とは異なり、米軍の占領の下請けの業務を行っていた。当然、本人も覚悟の上で、戦闘のプロとして働いていたことになる。
したがって、イラクの武装勢力に攻撃されても仕方のない立場にあった。

いずれにしても、イラク侵略戦争を行った米英軍と、その兵站作戦に参戦し、多国籍軍に参加している自衛隊をはじめとする占領軍はただちに撤退させなければならない。

2005/05/09(月) 「共謀罪」の制定をとめよう
小泉政権は、戦前戦中の治安維持法を上回る「治安法」の「共謀罪」を制定しようとしている。

「共謀罪」はジョージ・オーウェルの描いた超管理社会をも考えも及ばなかったほどの超管理社会をもたらす。
市民運動や労働運動を弾圧することは言うまでもない。ジョージ・オーウェルの想像を超えるハイテクを駆使した管理社会は今眼前に現れようとしている。有事法制の成立に向かう過程で「盗聴法」が作られた。

さらに自衛隊のイラク派兵後、駅には無数の監視カメラがすえつけられ、監視カメラの視線を避けては通れない。こうした中、今日本は戦時下にあると言える。なんとしても「共謀罪」成立を阻止しなければならない。それはとりもなおさず、市民運動や労働運動に自由の領域を確保することになり戦争への道を止めることになるからだ。

2005/05/07(土) 北朝鮮に対する先制攻撃を止めよう
6日、アメリカNBCテレビの報道によると、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の核実験阻止のため、アメリカが先制攻撃を行う緊急作戦計画をすでに立案していることがわかった。

B2ステルス爆撃機とF15戦闘機を「警戒態勢」に置き、核施設「除去」の緊急作戦計画が発動されればいつでも北朝鮮を爆撃できる状態にしているという。

米軍が北朝鮮を攻撃すれば自衛隊も何らかの軍事作戦に加わるに違いない。すでに、米軍のアフガニスタン攻撃そして、イラク侵略戦争に参戦しいまもイラクで占領軍として駐留している。
日本はいますでに戦時下にある。

とめよう戦争、アジアの民衆のために。そして自衛官を新たな戦場に行かせないために。また、イラクの自衛隊をただちに撤退させよう。

2005/05/06(金) 「日の丸・君が代」の行く手には屍の山
「権力とは畢竟パテントを得た暴力だ」と芥川龍之介は言った。

先日、NHKのクローズアップ現代で東京の学校で卒業式での「日の丸・君が代」の強制についての番組を放映した。
そこで、明らかになったことは、処分という強権をちらつかせながら「立て、歌え」と強制していることだ。

強権を持って国家意志を押し付け支配するということは、東京都知事・石原氏が宿敵とみなしている彼(か)の独裁国家と同じではないのか。そのようにしてまで押し付ける儀式とは何か。国家のために命を投げ出す人間を作りたいからだろう。いや、もっと言えば国家のために「敵国」の人々を喜んで殺す人間を作りたいからだろう。

かつてのアジア侵略戦争においては、天皇の軍隊は何をやったか。南京大虐殺では幼児まで殺した。強姦、略奪なども行った。中国人捕虜の首をはねる時、日本刀を振りかざした日本兵はニヤニヤとしていたではないか。

シンガポールでは赤ん坊を空中に放り投げ銃剣で串刺しにして殺したではないか。731細菌戦部隊では、人体実験や細菌兵器の開発そして実際の使用など人道に反する罪を重ねてきたのではないか。アウシュビッツからは生還した人がいるが、731部隊に捕らえられた人で生還した人は誰もいなかった。

日本による中国侵略においては、焼き尽くし、殺しつくし、奪いつくした。中国人は天皇の軍隊のことを蝗軍といった。蝗の大群が大地を襲うと草一本残らず食い尽くしたことからこう呼ばれるのだろう。そんな戦争の先頭には「日の丸」が翻っていた。「日の丸」の赤はアジアの民衆の血で染まっている。

何度も言うが、「日の丸」の旗はヨーロッパでいえばナチスドイツの旗(ハーケンクロイツ)に相当する。「日の丸・君が代」を強制するということは再びアジア侵略を行うということを宣言したに等しい。

いま、すでに戦場のイラクで自衛隊は多国籍軍に参加し、占領軍としてイラクに駐留している。すでに、日本は戦時下にある。「日の丸・君が代」に反対するビラを校門の前で撒いただけで、逮捕されるとは…。日本には言論の自由がないことはこれらのことからも明らかである。こんな世の中に誰がした。怒りを、もっと怒りを。

2005/05/05(木) 「つくる会」教科書に反対だ!
僕はなぜ「つくる会」教科書に反対するのか。
それは、日本がアジアに侵略した歴史を改ざんしているからだ。かつて、天皇の軍隊がアジアで2000万人とも3000万人とも言われるアジア人を虐殺したことの事実が抹殺されているからだ。これは問題だ。

また、軍隊慰安婦の問題も、関東軍731細菌部隊による人体実験や、細菌兵器の開発、そして南京大虐殺の事実もなかったことになっていたりする。これらのことを歴史から抹殺してしまうことは新たなアジア侵略を宣言したに等しい。

加えて、韓国領・独島(竹島)に対し、島根県が「竹島の日」を制定したことは新たな朝鮮侵略を宣言したに等しい。また、中国領・釣魚台(尖閣列島)の日本による略奪は新たな中国侵略の宣言といえる。いま中国では、日本の資本が進出し中国人労働者を低賃金で働かせている。こうした経済侵略に対し中国人労働者はストライキに立ち上がっている。こうした中で4月の反日デモが起きていることに注目しなければならない。

日本によるアジア侵略は過去の問題ではなく現在進行形の問題だ。これらのことを総合して考えるなら「つくる会」教科書が文科省で検定合格したということは、日本という国家として、過去の侵略をいなおり、現在進行形の侵略を正当化するということだ。

2005/05/03(火) 韓国のメーデー
韓国ソウル光化門3万名など全国12ヶ所でメーデーが一斉に開かれた。
民主労総が5月1日開かれた世界メーデー115周年記念全国労動者大会で”世の中を変える闘い”を公式宣言した。

民主労総はこの日ソウル光化門を含めて全国12個地域で一斉に記念大会を開いた。
”世の中を変える闘いD-365日”を大衆の前に宣布した。
これは来年メーデーを期して世の中を変える闘いに入って行くのだ。民主労総はこれとともに政府-政治権力が不正規法案を一方的に強行処理するとか,労使政交渉で意味ある進展がない場合ゼネストに入って行くと重ねて警告した。

一方メーデーでも不正規労動者たちの悽絶な闘いは続いた。
この日午前7時頃蔚山建設プラント労組組合員3人がSK(株) FCC工場精油塔を占拠して70mの高空座り込みに入って行ったし,清州では30日夜明けハイニックスメグナチップ男性下請支部組合員二人の人が整理解雇撤回の闘いのなかで焚身を試みた。1日はニックス表門の前で開かれた忠北地域メーデー記念大会では工場進入の闘いをしたハイニックスメグナチップ男性下請支部一組合員が警察が振り回した盾に指の折れるなど数十人がけがをした。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.