ピース日誌
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2005/08/31(水) 一ヶ月遅すぎた放送
8月29日、戦後60周年記念の放送番組「広島・『昭和』20年8月6日」が放送された。

戦争の悲惨さ、原爆の残酷さを描いたこのドラマは、風化してしまった戦争の記憶を、戦争を知らない世代がほとんどとなってしまったこの時代に放送されたことは意義があった。しかし、一ヶ月遅かったのではないか。
もし、7月29日に放送されたなら新たに8月6日に広島に行ってみようという人も現れたかもしれない。

民衆レベルのメディアが欲しい。かつて韓国ではハンギョレ新聞が市民からの資金で立ち上げられたそうだ。日本でも多くの労働者であるところの市民の手でメディアを作りたいものだ。

2005/08/28(日) 日本は戦時下
近頃、バスターミナルなどにも「テロ対策特別警戒実施中」などという看板が見られるようになった。
日本政府は、「テロには屈しない」などとして、「テロとの戦争」に参加している。
自衛隊のイラク派兵以来、いや、アフガニスタン、イラク攻撃の際、米艦船に対する給油など「後方支援」をして日本は、アフガニスタン、イラク戦争に参戦した。以来日本は戦時下にある。

まだ「平和」だと思っているのは一般市民だけだろうか。日本でもロンドンでの爆破事件のようなことが起きてもなんら不思議はない。イラクのサマワの自衛隊に対する迫撃砲などの攻撃も続いている。自衛隊の撤退を求めるデモも起きている。
自衛隊をただちに撤退させよう。

2005/08/21(日) 小泉人気が落ちないわけ
小泉首相の盟友であるブッシュ大統領の人気は、アメリカでは日々低下している。アメリカ兵の死は、すでに1800人を超えている。

死者の数が増え続けているので、アメリカでは、イラク戦争はブッシュの明白な失敗とみなされはじめている。イラク戦争でのブッシュの政策は不支持が約6割を占めるにいたった。

先日、ホワイトハウス前で、ブッシュに徹夜で抗議する戦死兵士の母親があらわれた。アメリカのメディアはその母親の肉声を何度も伝えた。

イギリスでもロンドンの爆破事件以降、ブッシュと組んだブレアのイラク戦争政策を支持する人もいまや、がた落ちだ。

人気が凋落しつつあるブッシュ、ブレアにくらべて、小泉首相の人気があまり落ないのはマスメディアの弱さだ。

小泉人気を支える要因ははっきりしている。小泉首相がマスメディアをいちばん巧みに利用している政治家だからである。日本のありとあらゆる政治家の中で、小泉首相ほどマスメディアに露出度の高い政治家はいない。

毎日テレビにかこまれて、自分勝手な自己宣伝をすることが自由に行えるなら、誰だって、相当の支持を集めることができるだろう。

小泉首相は毎日の記者会見の場に出てくるのに、各紙とも、出てくるのは質問らしい質問もできずに、ただマイクを突き出だすだけの、ちっともツッコミのできない世間知らずの駆けだしの記者たちばかりだ(若手の記者諸君もっと勉強をすべきだ)。

アメリカでは、国家の長の記者会見の場は、通常、議会よりも激しい、国家の長の追及の場になるのが普通であるといわれる。しかし、小泉首相の会見は、愚劣な質問しかできない記者ばかりだ。小泉首相はそれをいいことに自己宣伝を毎日繰り返してきた。
小泉人気が落ちないのもこういうわけだからだ。

2005/08/20(土) 労働者の利益を代表する政党が不在
衆議院解散総選挙ということになったが、連日、巨大メディアは面白おかしく、郵政民営化反対の自民党議員の選挙区に誰それを刺客に送ったとかはやしたてている。刺客とは暗殺者のことであり、今風に言うならばテロリストということではないだろうか。

巨大メディアのはしゃぎようにも、かかわらず事態は深刻である。小泉自民党が勝っても、民主党が勝っても世の中はよくならない。なぜなら日本の圧倒的多数である労働者の利益を代表する政党が不在であるからだ。

P.S.フィリピンでもボリビアでも水道の民営化の動きがあり、水道料金が値上げされたという。ボリビアでは、水道の民営化に反対した激しいデモは、石が飛び交い、催涙弾がデモ隊に撃ち込まれ騒然たる状況になった。一方アメリカでは企業から買戻し住民の手に取り戻そうとしている(水道局に戻す)。日本では郵政民営化をめぐって衆議院が解散になったが、公共的サービスを民営化しても良いことは何もない。

2005/08/17(水) 衆議院解散…
郵政民営化をめぐって、衆議院解散となった。
そして民営化反対に票を投じた自民党議員に対し、党の公認をしないばかりか、対抗馬として党公認候補をぶつけてきた。
これに対し、亀井静香氏は小泉首相はヒトラーのようだとかファッショだとか言っていたが、この党内抗争はむしろイメージとしてはスターリンによる粛清に近いのではないだろうか。

このごろの選挙では、日本の住民の大多数である労働者の利益を代表する政党が不在であることが残念に思う。

2005/08/15(月) 8月15日靖国神社で…
8月15日、報道ステーションによると靖国神社の前で「靖国神社解体」を叫ぶ若者たちのデモ隊(スクラムを組んでいたからデモだろう)が警官隊ともみ合いとなり6名が逮捕された。

靖国神社こそ戦争を再生産するマシンといえる。

2005/08/14(日) 靖国神社参拝に講義するデモ
8月14日、香港で靖国神社参拝に講義するデモが行われた。NHKのニュースによると、参加者400人とのことだが、テレビの映像を見る限り2000人から3000人ぐらいはいるように見えた。
NHKはかつて大本営発表を放送した、その体質は今も変わっていないようだ。

2005/08/12(金) 「つくる会」教科書の採択を認めない
今日、8月12日、東京杉並区教委員会は教科書採択の継続審議を行い、扶桑社の「つくる会」教科書(歴史教科書)の採択を決定した。

区役所前には、1000人ほどの採択反対派が集まり、「つくる会」教科書採択反対の声をあげた。一方、右翼団体も数百人が集まり騒然とした中での採択だった。

戦争賛美、改憲をねらう教科書を子どもには渡したくない。わずか数人の教育委員によって歴史を歪曲した戦争賛美の教科書の使用を決定するなどということが許されるのだろうか。現場の教員の声を無視して決められとは独裁政治のようではないか。
ろくに歴史的事実を知らない右派の教育委員に子どもたちの未来が左右されていいものか?そして、日本をまた、侵略戦争の道に導いていいのか。再びアジアの民衆に銃を向けるというのか。そんな、戦争賛美の教育は断じて許さない。

Never give up.




 

2005/08/09(火) 自衛隊の撤退を求めデモが連日起きる
8月7日、イラクのサマワで3000人のデモが行われた。
デモ隊と警察(傀儡政権の)が衝突し1人が死亡、負傷者は50人を超えるのではといわれている。
7月中旬以降、行政への要求ばかりではなく、自衛隊の撤退を求めるデモが連日起きている。
自衛隊は歓迎されていない。そればかりか占領軍の一部になってしまっている。イラクの人が撤退を求めるのは当然だ。

今日は、長崎の被爆から60年の日だ。イラクでは劣化ウラン弾による放射線被曝者とくに幼い子どもたちが連日のように死んで行く。イラクも核の戦場になったのだ。
2度と核兵器を使わせてはならない。

そして、すべての占領軍は撤退せよ。

2005/08/07(日) 60年目の原爆の日
8月6日、広島では、平和記念式典に、小泉首相が出席した。戦争体制を着々と推し進めている人物が参加し、発言するなど許せないことだ。被爆者を「英霊化」しようとしているのでは…。

一方、広島市内では原水禁、原水協、8・6広島実行委員会などのデモ行進が行われた。

なぜ広島に原爆を投下されたか。広島は軍都であった。そして、日本の民衆がアジアに対する侵略戦争を阻止することができなかった。その帰結として人類初の原爆被爆という悲劇にみまわれたのだ。そして、被爆者の中に多くの徴用された朝鮮人被爆者がいたことを忘れてはならない。

いまはすでに戦時下、イラクの自衛隊をただちに撤退させよう。

韓国から参加した若者たちの踊り(原爆資料館前)

8月絵日記の続き


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