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2006/12/27(水)
ホワイトカラーエグゼンプション
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ホワイトカラーエグゼンプションが導入されようとしている。 年収の上限枠が示されないままの導入の画策だ。
これは、残業をしても残業代が支払われないということだ。エグゼンプション(exemption)とは免除するという意味だ。 つまり、資本家が労働者に対し残業代の支払いを免除するということだ。
定時では終わる事のない量の仕事を押し付けられ、不払い残業を強いられる。 20世紀を通り抜け、21世紀に至ったと思ったらそこは、また「19世紀」だった。
19世紀末の労働者が8時間労働を要求し立ちあがった。そして、血と汗と涙を流しやっと手にした8時間労働制が完膚なきまでに解体されようとしている。
すでにサービス残業という形で事実上8時間労働制が解体しているが、それはあくまでも非合法の状態だ。その現状に法的な保障を与えようということだ。
人間が人間らしく生きることのできる社会を取り戻そう。
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