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2007/03/01(木)
朝鮮総連に対する弾圧に抗議する
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かつて日本帝国主義による植民地支配に抵抗して朝鮮人民が蜂起した起3・1独立運動を記念した集会とデモが3月3日に予定されていた。
場所は東京日比谷公園だ。主催者は在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)だ。 しかし、日比谷公園の使用許可を東京都が取り消した。だが、東京地裁は28日、朝鮮総連の申し立てを認め、取り消し処分を一時停止する決定をした。しかし、都側は東京高裁に即時抗告するつもりだ。
杉原則彦裁判長は決定理由で「集会は5000人規模で、開催まであとわずかしかない。金銭による事後の損害回復は困難で(一時停止の)緊急性がある。集会に反対する者の妨害を理由に、公の施設利用を拒否することができる特別な事情も認められない」との判断を示した。(東京新聞)
都が公園管理を委託している民間業者が1月25日に使用を許可した。だが、右翼団体から非難する声が寄せられたことから、都は2月26日、使用許可を取り消した。右翼団体の「抗議」を口実に言論弾圧をしたのだ。
在日朝鮮人とは、日本による侵略と植民地支配により、強制連行された人々、植民地朝鮮で土地を奪われたり、職を求めて日本に渡ってきた人々とその子孫だ。
日本による朝鮮侵略と植民地支配の生き証人が在日朝鮮人である。彼らは、入管法と外国人登録法という内なる植民地支配の下にあるといえる。
通称名という日本名を名乗り在日朝鮮人であることを隠しながら生きている人も少なからずいる。
日本政府は侵略と植民地支配を反省しないばかりか、日本人拉致問題で一方的な被害者であるかのような態度をとっている。北朝鮮脅威論を振りまき新たな朝鮮侵略を用意している。
かつて朝鮮戦争に至る過程で、在日朝鮮人の団体が団体等規制令により解散させられたことを想起しなければならない。
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