|
2007/05/31(木)
戦後レジーム脱却はクーデターだ
|
|
|
安倍首相は、戦後レジーム(体制)からの脱却と声高に言う。どいうことかと言えば、戦後の社会のあり方すなわち「平和と民主主義」というありかたをがらりと変えるということだ。
しかし、昨今では、「平和と民主主義」は事実上死語に近い状況となった。 それでも、戦時体制の構築にはどうしても憲法九条を変えて軍隊(自衛軍)を持ち、おおっぴらに戦争ができるようにしたいわけだ。 9条改憲によって戦争をするのは自衛軍の兵士のみではない。
現代の戦争は国家総力戦ですべての人々が動員されるのだ。 無関係でいられる人は一人もいない。もっとも日本から逃げ出せば別だが…。
とにかく、政権の側から戦後的な社会のあり方を破壊しにかかっている。それに反対するのには戦後的な「平和と民主主義」という意識では闘いきれないであろう。
戦後レジームからの脱却とはクーデターだ。クーデターを阻止するにはそれなりの闘いが求められる…と思う。
人民主権をつかみとろう!
|
|
|