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2005/05/21(土) 朧月夜に思う
21時まで仕事をして、帰り道、空を見上げれば今夜も朧月夜でした。

目に見えない悲しみや怒りや戸惑いに振り回されてばかりの最近だけれど、目に見えるものの中には、時の流れを一瞬でも忘れられるようなものもあったんだ、と気づいた帰途でした。

もし、このまま視力がどんどん落ちていって、目が見えなくなってしまったら、目に見えないものの中にも光を見出せるようになるのだろうか…?
そんなことを考えながら、朧月を眺めながら帰る。

この先の道がひどく暗く、ぬかるんでいて、進む方向も、進み方もわからない。
ただ1本でも、手を添えられる樹が欲しいのに。
枯れ果てたはずの背後の樹は、今でも貪欲な生命力で芽を生やそうとしているけれど、所詮、この先のぬかるみを進むための支えにはならない。
自分でも分かっているはずなのに、少しでも気を抜いたら、後戻りをして枯れた樹にしがみついてしまいそうだ。
ぬかるんだ暗い道の先、いつか手を添えられる樹が現れるまで、どの方向に、どうやって進めばいいんだろう?

「夢の中から覚める時がもっと辛い。夢の中で流した涙を、目覚めてからは流すことができぬと思い知るからだ」
昨日から読み始めた「闇のイージス」の第1巻にこんな言葉が。
いくら寝ても、いくらお酒を飲んでも、ヤケ食いしてもつきまとう夢の涙は、どれだけ時が経てば乾くのだろうか?

ヤケ酒もヤケ食いも、やったって後悔するだけなんだろうけど…。
すっきりと、身軽なこころになりたいなぁ。

本日の画像は、昨日に引き続き、両口屋是清の羊羹「森の住人」。透きとおった緑色は涼しげでいいんだけど、モリキシルエットがちょっと妖怪チック…(笑)。


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