|
2005/07/23(土)
揺れすぎて気持ち悪い15階
|
|
|
すてきな一日でした♪
昨日まで胃腸の調子が悪かったのに、今朝からはなんだか胃が軽かったので気分も爽快。 朝から、ロールケーキを食べてしまいました(笑)。 アールグレイ風味のシューロールケーキなのだけれど、昨夜は受け付けなかったのに今朝はぺろりと二切れ。 のんびり食べていたら、電車の時間に遅れそうになってしまい、駅まで走る!
いつもなら、のんびり歩いていくだけで汗だくになる炎天下の道のりなのに、今日は朝から涼しいくらいで、走っても軽く汗ばむ程度で済んだし♪ 昨日、職場のロッカーに帽子を置き忘れてきていたので、今日が曇りだったことも幸運でした。
出勤途中の電車内では、「谷川俊太郎詩集選1」を読了。 明日からは、何を読もう? 流れに乗って「2」のほうを読むか、それとも、やっと先日紀伊国屋で見つけた川崎徹著「彼女は長い間猫に話しかけた」を読むか、迷いどころです。 新品の本を読むなんて、ものすごく久々で新鮮。 気になったページの角を折ったりするのは、昔は大嫌いだったけれど、今はほぼ習慣です。
仕事も忙しすぎず暇すぎず、休憩中もお腹が痛くなるほど笑い転げ、楽しい一日でした。
…と思いきや、 休憩から仕事に戻って、30分ほど経った頃、突然の地震が! ちょうど、お客様と電話で話をしている最中。 ビルがゆらゆら揺れ始めたのですぐに地震と分かりました。 高層ビルなので免震構造のおかげで揺れの振幅がかなり大きく、船酔いするような気持ちの悪さ。
冷静を保って電話を続けようと頑張ったのだけれど、しどろもどろ。 恐怖でした。頭の中真っ白。 電話を投げ出して、デスクの下にもぐりこむべき?
電話の向こうのお客様は、あとから知ったのだけれど地域的に震源から少し遠めだったので、地震を感じるのが遅れたのか、しばらくしてからしどろもどろになってきていました。
相手の様子がおかしかったので、 「大丈夫ですか?」と訊くと、 「揺れてるんです」とお客様。 「こちらも揺れています」と私は答える。
本当は、私としてはこの時点で電話を保留にしてしまいたかった。 「いったん電話を保留にいたしましょうか」と言ったのだけれど、 「大丈夫です」とあっさり却下されてしまいました。 あなたは大丈夫でも、私がだめだー! と動揺したまま、たぶん同じ事を何度も繰り返し言ったりしているような、おかしな電話をなんとか終える。
恐怖と不安の中で、 人生最期に話す人が、電話の向こうの見知らぬ人だなんて…。とちょっと悲しく思ったり。
幸い、被害も大きくなく、震源付近にいる家族も無事で、ただ帰宅時の電車のダイヤが乱れているだけの影響だけで済みました。 帰宅後、TVで見た都心の交通機関の麻痺。 乗客たちの「運転見合わせで困ってますー」と笑いながらインタビューを受ける姿に首を傾げながらも、今日の地震で無事だったことに胸をなでおろす。また一日、恐怖と不安が先に遠のいた。
今回の震源は、千葉だけれどいつもの太平洋沖ではなくて陸地の真下でしたね…。 そして、マグニチュードは5.7、深さが90Km。 今回は震源の深さが深かったのでそれほど震度も大きくならずに済んだけれど、これが深さ20Kmの場所だったら…? 土曜日の夕方ではなくて、平日の朝だったら? 数々の地震の教訓は、関東では活かされることができるかなぁ?
|
|
|
|