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2005/09/15(木)
シンプルな
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特急電車の行き帰りにも、眠気に襲われるまでは「谷川俊太郎詩選集」http://item.rakuten.co.jp/book/3622579/がお供です♪
電車に乗って座席に座って詩集を開くと、一瞬で周囲の音が消えてしんとする。 不思議なものです。 どんなに先の気になる小説でも、電車内では集中して読み続けられないこともある。 でも、谷川俊太郎のこの小さな文庫本は、それがない。 本を開いた途端に、周りが真っ白になったような感じです。
告別式の往路に読んだ「真っ白でいるよりも」という詩。
「愛ってのはころがってるのね キッチンなんかにね 玉ねぎ刻んでて涙が出ると 思い出すわ 悲しみの理由は いつも愛だったって」 (一部抜粋)
もう今となってはどうにもならない悲しいこと、つらい思い、今までに流してきた涙の理由、そしてこれから向かう告別式のこと。 特急電車の窓からは、都心の高層ビル群が林立するのが見えて、その上に広がる空は、灰色の雲に覆われているのに光が眩しかったのです。
帰りには、いつの間にかオープンしていた「ブーランジェリー・ブルディガラ」http://www.burdigala.jp/bou.htmでパンやビスコッティを買ってきました。 イートインもある小さな店舗なのに、パンの種類がとても豊富! サンドイッチやキッシュやクッキーもいっぱい揃っていました。 お目当てのラスク…、プレーン味は残り1袋だけでした。 紅茶味のほうは、いっぱい残っていたけど…。
フランスパンを斜め切りにして作った、キャラメル色のつやつやした表面も素朴でかわいいし、食感はガリガリしていて好きです。 じわ〜っとあとから染みるような甘さがないので、軽く食べられるかな。
Mr.Childrenの「Simple」を聴きながら。 探してたものは…♪
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