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2006/01/06(金)
一年の始まり
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はげしい雪の中、初詣へ行く。 家を出たときは、はらはらと風に舞う程度だった雪が、目的地に着く頃には結構な本降りに。 こんなに降ると思っていなかったから、傘も持ってきていない。 耳まで隠れる帽子と手袋で、なんとかしのぎましたが…それにしても、寒かったぁ!
バーゲンもちょっと覗いて、鞄を買いました。 昨日デパートで見てきた鞄よりは、だいぶカジュアルで素朴で安いものだけれど、可愛いし50%オフだったので買っちゃいました♪ 昨日慌てて買わなくて正解だったなぁ♪
平日だったし、お店も空いていてのんびりしたお買い物ができました。バーゲン特有ののギスギス・セカセカした空気がなくて、落ち着いていてよかった!(土地柄なのかな?)
おやつに、「和菓子 菜の花」http://www.nanohana.co.jp/へ行く。 「皇蜜(こうみつ)」という稀少なハチミツを、紅茶と一緒に味わうセットを注文。
この蜜は、中国の高山に自生するヤハシという植物の花から採るらしい。 1年の中でも、開花している冬の間だけ、30日間にしか採取できないという。 中国の皇帝に献上されたため、皇蜜と呼ばれるようになったらしい。
その蜜を、スプーンにひと匙のせたものが、紅茶とセットになっているのです。 生まれて初めて見る、ハチミツらしからぬハチミツにドキドキでした!
他の一般のハチミツのような、飴色のとろりとした液状ではなく、乳白色に濁ってバターのようにねっとりと固まっているのです。 これは、採取すると自然とこのように凝固するらしい。 不思議なことに、いったん溶けると、再度固まることはないという…謎だぁ。
さて、お味は? スプーンを口に入れて、少しずつ舐める。 ふわっと、ふくよかな花の芳香がする。 やわらかめの固形だった蜜が、舌の上で一瞬でさっと溶ける。 そして、ハチミツの甘い風味がしてくるのだけれど、それもすごくサッパリと上品で、後に残るベタベタした甘さやくさみもない。
基本的にはハチミツの味なのだけれど、初めて食べるものでした。 やさしい香りと濃厚な味。でも印象は強烈でした。
1年に100Kgしか採れないと聞いた。 スプーンに載った乳白色のかたまりを、全部食べてしまうのが恐れ多いくらい。 ひと匙で十分満足。
セットの紅茶はアールグレイでした。 これが、皇蜜とよく合う。 皇蜜のすっきりした甘さと、アールグレイの豊かな香りが一緒になると、また別のおいしさが出てくるのでビックリでした。
添えられていた蝋梅の砂糖漬けもかぐわしい香りがして、一足先に春を感じました♪ 窓の外では、音もなく雪が降り続いていました…すごく静かにゆったりと流れるお茶の時間を過ごしてきたわー。
そして、お参りとおみくじを済ませたあと、夕食は「サカナ・キュイジーヌRYO」http://www.d-ryo.co.jp/へ行ってきました。 ここは、去年のお正月に行って以来、また行きたいと思っていたのです。 穴子の天ぷらが絶品〜! 天然ぶりの塩焼きもおいしかった。 にぎり寿司も、サラダも、デザートもおいしかったのです♪ 今度はランチにも行きたいなー。
なかなか素敵な初詣の一日でした。 お正月は、ちょっとだけ贅沢に、こうでなくっちゃね〜。
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