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2006/12/05(火) こたつでドキュメンタリーを観る
まだ今日もあごが痛いです(笑)。

やりたいことや行きたいところなど、いろいろ計画を立てていた公休日でしたが、あまりの寒さに昼までうとうと。午前中に目が覚めたものの、ベッドから出られない…。
断片的な夢をいくつか見たり、ぐりちゃんがドラセナの葉っぱにじゃれる音で何度も目が覚めたりしつつも、結局起き出したのは13時近く。

で、予約もなしに美容室へ行ってきました。
伸びてきた毛先を揃える程度だけど、だいぶスッキリ♪
年末に髪を切るのって気分がいいなぁ〜。気分はもう年末です。

帰宅して、やっぱりまたこたつ。
みかんやお菓子を食べつつ、録画しておいた「証言でつづる現代史 ダッカ・ハイジャック事件〜交信テープが語る106時間の攻防」を観る。
さっき知ったのですが、何かの賞を受賞したらしいです、この番組。→https://www.atp.or.jp/

予想していた以上に、真剣に見入ってしまう番組でした。
29年前に起きた、日本赤軍によるJALハイジャック事件。
飛行機はバングラデシュの空港に着陸させられ、空港の管制塔に集まったバングラデシュの軍関係者が交渉にあたる。

交渉役だった軍人(バングラデシュ人)、コクピットにいた副操縦士(日本人)、飛行機のそばまで近づいて作業をした軍人(バングラデシュ人)、数日後に現地入りした日本の政府関係者、それぞれの立場から当時を振り返って証言するのです。

当時の荒い映像や、交渉時の音声テープなども交えていて、緊迫した感じがよく伝わってきました。

100名以上の乗員乗客を乗せたまま、106時間もダッカ空港にとどまっていた飛行機。
事件解決を目指して、バングラデシュの要人たちが空港に集まってきている。

そんな最中、クーデター勃発。
武装した反乱軍が空港にも押しかける。
反乱軍は、空港に要人が集まっていたことを知っていたのか? ハイジャック犯と交渉中の管制塔も、その周囲も、反乱軍と正規軍との戦場になるのです。
多くの犠牲を出しながらも、正規軍はクーデターを鎮圧。

鎮圧後、軍人ではない別の担当者により交渉が再開される。
先に交渉に当たっていた軍人の成果により、人質は一部解放。
その後、飛行機は離陸するものの、アルジェリアにて全員解放。

「戦士だ」と宣言するハイジャック犯に語りかける、交渉役の軍人の言葉に重みがありました。
「私達も、自由を求めて戦ってきた。そして独立を勝ち取った結果がこの国だ。同じ自由を求める戦士なら、互いに尊敬の意をもって約束を果たしてほしい。あなたはこの国のような貧しい国の人ではない。この事件解決にかかる金は、わが国の貧民たちが払っているのだ」というような内容でした。

最後には、現地入りした日本の政府関係者と、交渉していた軍人とが、29年の時を経て再会。
今は使われていない、現場の管制塔を訪れて証言。
それから、反乱軍に襲われて亡くなった軍人のお墓参りも。

最初から最後まで、息を止めたまま観てしまうような番組でした。永久保存版だな…。今度DVDに焼こう。

本日の画像は、庭のゆず。鈴なりです。


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