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2007/10/02(火)
ふさがりかけた傷穴
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ふさがりかけた穴に気づく。
この穴があいたのは、いつのことだったろう。 今となっては痛みもなく、穴があいていたことすら忘れるくらい。
ただ、穴があいたときのことは、今でもよく覚えている。 鋭く突き刺さって、痛みを伴った傷。 「ぽっかりと」ではなく、もっと攻撃的な。
放っておけば、そのうちふさがる。 どんなに痛かった傷でも、その痛みはいずれ薄れていく。 痛みの記憶すら、徐々に忘れる。
思い出せば、 穴をあける決断をしたのは私自身だった。望んで作った傷。 強い痛みがあるだろうとは分かっていた。 では、何のためにわざわざ?
それも、今は正確には思い出せない感情。 何かの決意とか、 躁状態の勢いとか、 誓いとか。 そんな感じ。 強い痛みが何かを連れてくると思っていたのかも。
痛みを忘れ、最近ではその穴の存在も忘れ。 でも、突然思い出してしまった。
気づいたら、ふさがりかけていたけれど。 何のために、望んだ痛みと傷穴? 当時を思い返すと、今の私にはそんな気付けの痛みは不必要な気もする。
今になって気づいたのは、何かの必然なのか? おそるおそる、その具合を見る。完全にはふさがっていない。 痛みはない。 でも記憶の奥から引っ張り出す、当時の痛み。 このままふさがるのを待てば、新しい自分になるのか?
というわけで、ふさがってもいいかなぁ〜と迷いましたが、細めのピアスをつけてみました。 2ヶ月以上ピアスをつけていなかったのです…。 せっかく、りんごモチーフの可愛いピアスや、飛行機ピアス(手作り)もあるので、ふさいでしまうのはもったいない♪
本日の画像は、本文とは無関係ですが「鳩三郎」。 鳩サブレじゃありません。 ピアスでもありません(笑)。
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