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2007/12/12(水)
防衛省の人に怒られました
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今週は月曜日から仕事中もソワソワしていました。 そのソワソワを少しでも落ち着けるべく、ストレス解消を兼ねて、厚木基地ランウェイエンドへ出撃ー!
仕事に行く日よりも早起きをして、しっかり朝ご飯を食べて、防寒対策も万全にして出かける。 こんなに張り切って出かけるのは、単にいつものP-3Cやそのほかのおなじみの飛行機を見たいからというわけではないのです。
せっかくだから、ちょうど来ている在韓米軍のF-16を見たいのです! 車やバイクのない私は、駅から近いほうのエンドにしか行けません。そうすると、この季節では必然的に離陸しか見られないことになります。着陸は反対側から進入してくるので。
離陸しか見られない=基本的に朝が確実。
というわけで、早起きをして通称「マニアの丘」へ向かったのです。 通称「マニアの丘」。ここはとても見晴らしがよいのです。うん、よすぎるくらい…。基地内が見えてしまいます。 機種は分からないけれど、戦闘機が駐機してあるのを確認。 水陸両用の飛行艇・US-1Aも動いている姿を見られました♪ (次は飛んでいる姿にお目にかかりたい!) おなじみのEA-6Bは着陸後のタキシングだけしか見られませんでした。
そして、大好きなP-3Cの離陸ラッシュ! 一度にあんなにたくさんパトロールに出るなんて知りませんでした。もっと単発でローテーションを組んでるのかと勝手に想像していたのですが…。
手が届きそうなくらいの頭上を通過していくP-3Cたち。 何機離陸してきても、見えなくなるまで見送ってしまいます。 これが数年後には全部ジェット哨戒機になってしまうなんて…寂しい。今のうちに目に焼きつけておかなきゃ。
そして、待つこと1時間。どうやら米軍の戦闘機たちもエンジンスタート。 期待と興奮が高まります。とうとう、もうすぐ戦闘機の生の音が聞ける。入間航空祭以来、1ヵ月半ぶりのナマ音です。
…と、そのとき、一人の男性が通称「マニアの丘」へ登ってきました。 手ぶら。カメラや無線の受信機を持っていない…。 そして一言、「防衛省の者ですー! ここは国有地ですー!」
そうなのです。通称「マニアの丘」は、実は国有地内。丘を降りれば国有地ではないのですが、その数メートルの高低差で景色が全く違うため、写真を撮りたい人たちは高いところを目指します。今までに数回来ましたが、立ち去るように促されたのは今回が初めてでした。どれくらいの頻度でこういうことがあるのかは、私には見当がつきませんが…。
丘には10人近くの人たちがいましたが、みんなおとなしく降りる。 国有地から出ても、帰ろうとする人はいませんでした。これから戦闘機が飛んでくるのです!
待つこと10数分。 低い音を立てて8枚ペラのE-2Cが上がり、その後にF/A-18とF-16がペアを組んで上がりました。 久々に聞く、この轟音! 会社のビルの中で聞くのとは全然違うわ! ここ数日のストレスや疲労も吹っ飛びます。防衛省の人に怒られたことも、吹っ飛び… …怒られたことも吹っ飛んでしまったのか、慣れっこなのか、撮影環境のよさに負けたのか、いつの間にか通称「マニアの丘」には人々が戻っていました。 私は、「防衛省の者ですー!」と再度来て捕まったりしたら困るなぁと思って、丘はやめときました。でも近くにいるので「怪しきは罰する」で捕まってもいやだけど…。 丘の上に比べて、数メートル低いだけで柵や樹木があって(←当たり前か)撮影には向きません。
F/A-18とF-16たちがひと通り離陸し、水色のC-130なども眺め、さらにP-3Cも見て、もうお腹いっぱい♪ 丘の上じゃなくても、こんなに楽しい。丘の上で「防衛省の者ですー!」に怯えてドキドキしながら飛行機を見るよりは、咎められない場所で安心して飛行機を見ていたいです。
その後は電車に乗って移動。 お昼前、戦闘機たちが帰ってくるのに出会いました。 午後には、離陸後と思われる機体を目撃。住宅街の上空を轟音があっという間に通り過ぎます。
空を気にしながらも、お昼は絶品チーズバーガーの憂さを晴らすべく「アンクルサム」へ。座間キャンプからのお客さんも来ていました。やっぱりいつ来てもおいしい♪そして、大好きなパン屋さんでお買い物。ケーキ屋さんでお買い物。雑貨屋さんに寄る。初めて行くジェラート屋さんの杏仁ジェラートがなかなかおいしかった♪ 飛行機とおいしいもの。ストレスは完全に吹っ飛びました。
画像は、逆光と障害物とカメラの性能に悩まされながら撮った本日の飛行機の一部。なんか写りがハッキリしません…。
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