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2007/02/08(木)
遅刻してでも
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本当は、どんな理由があっても(電車遅延だろうが通院だろうが)仕事に遅刻するのはいやなのですが、今日の決断は早かった…。
昨日から、ぽんたの様子がおかしかったのです。 22時ごろ帰宅し、椅子の上で丸まって寝ているぽんたを撫でたところ、変な音を立ててあくびをし、オエッと吐くような素振り。 夕方頃からそんな様子だったと、妹から聞く。
あまり活発に動き回らず、のそりのそりと歩いては丸まり、 時折オエッという仕草をするものの、嘔吐はなく、ただ苦しそう。ウルウル涙目になってしまうのは人間と一緒。 口の中を見ても、特に異物は見つからない。
とりあえず一晩様子を見て、今朝。 朝目が覚めて、一番に気になるぽんたの様子。 ぐったり意識を失っていたらどうしよう…といやな想像が巡る。
見に行くと、ホットカーペットの上でべったり横たわっている。 声をかけて撫でてみたところ、相変わらずの吐く仕草。とても苦しそう…。
異物を飲みこんでいるのだとしたら、一刻を争うこともある。 動物病院は9時から。 仕事に行くには9時過ぎには家を出なければ間に合わない。
でも、気づいたときには身支度をしてキャリーバッグの中にぽんたを押し込んでいました。 体重6Kgのがっしりした成猫。キャリーバッグに入りたくなくて暴れる力は相当です。 しかも、そのときぽんたが嫌がって鳴いたところ、声がみすぼらしく掠れているではないの! やっぱり喉のどこかに異常があるとしか思えない。 診察券と保険証とお財布と、鍵と携帯をポケットに突っ込む。 7Kgの重さのバッグを持って、坂を上ること15分。
坂の頂上についた頃、息はあがっていました(笑)。おもい…。 ちょうど会社の留守電が解除される時刻だったので、遅刻する旨の連絡を入れる。 病院に行くために遅刻するなんて、初めて。 電話に出た上司に「飼い猫の具合が悪いので病院に連れて行く」と事情を話す。
幸い、病院は空いていてすぐ診てもらえました。 やはり異物は見つからず、熱もなく扁桃腺も腫れているわけでもなく、喉の炎症を抑える注射をして応急処置。 一日様子を見ることになりました。
その後、ぽんたを連れて帰ってから私は仕事へ。 結局、1時間強の遅刻で済んだものの、やっぱり遅刻というのは苦手…。時間の流れに途中から入っていくのが変な感じです。
しかも、電話で話をした上司が私のことを「飼い猫の具合が悪いので遅刻だそうですー!」と、大声で言っていたらしい…。 あとでいろんな人から「猫大丈夫?」と聞かれました(笑)。
仕事から帰ると、ぽんたはだいぶ元気になっていて、活発。 食欲も出てきているし、目の輝きがやっぱり違います。 吐く仕草もほとんどしない。ほっとしました。 声はまだおかしいようなので、しばらくは安静かな。
とにかく、大事に至らなくて本当によかった…。
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