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2007/06/21(木)
蚊取りラケットも季語にしよう
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仕事帰りに、駅前のお店に設置された誘蛾灯からバチバチとひっきりなしに音がしていました。
幼い頃は、高圧電流が流れてるんだぁと思って、その器具に怖いイメージがありましたが、今思うと、なんとも物悲しい。 青白い光に誘われて、はかない羽虫たち…。
人知の及ばないスケールのところで、人間を対象にした同じような器具が存在していたら? はかないね、なんて言ってる場合じゃありませんが…。
そんな誘蛾灯は、しっかりと夏の季語。 あまり好きじゃないんですけどね…命の終わる音があまりにも直接的で。数を数えることができちゃうくらいの大きな音だし。
でも、私も持ってます! 積極的に虫を殺す器具。 正式な商品名は忘れましたが、蚊取りラケットです。
虫を誘うものではなく、自分から虫にぶつけにいくものですが、やはりパチッと音がして、羽虫を殺します。 乾電池式なので、屋外の誘蛾灯のように強力ではなく、一撃では死にません…。 一度当てただけだと、まさに虫の息。焦げ臭いにおいがして、瀕死状態です。 そのままスイッチをしばらく押し続けると、焼け死んでしまいます。でもそれを待たずに捕らえて、ティッシュに包んで潰してしまうことが多いかな…。
けっこう網目が細かいので、狙えば大抵ヒットします。 夜中に、耳元に「プ〜ン…」と蚊の羽音がしたときなどに重宝。 起き上がって、寝ぼけ眼で手を叩くよりは断然効率がよいです。手の届かない高い場所でも必殺。
手で叩くのが下手で、いつも掌を真っ赤にしちゃうような人にオススメです(私もそうですが)。 蚊は確実ですが、ハエは厳しいかもしれません…。
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