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2007/06/28(木)
今日は人生が変わった日
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ちょうど5年前の今日、私の人生は変わりました。
忘れもしないあの夜。 もうすっかり暗くなった時刻。仕事帰りに当時の同僚・キヨシ様と携帯電話で話をしながら、私は家へ到着。
家の門の横にある段ボール箱から聞こえる、細い鳴き声。 電話を切って、恐る恐る蓋を開けると、黒くて小さい濡れた生物がモソモソしている。
母を呼ぶ。懐中電灯で中を照らす。 目も開いていない子猫が、いち、に、さん、し、ご…。
段ボールの中に入れてあった鉢受け皿には水が入っていて、 水よりはお乳を飲ませなければならない時期の子猫たちは、びちょびちょに濡れていました。
箱ごと家に運び込んで、5匹をタオルで拭いてやって、うごめく小さな猫たちを並べてみる。 まだ目も見えず、歩くこともできず、でも手足やしっぽや耳は確かに猫。 喜びよりは戸惑いがあり、これから来るだろう幼い5匹の死を思うと、どうしたらよいのか途方に暮れました。
懐かしいあの晩から、今日でもう5年が経ちました。 るんたとはなちゃんは事故で亡くなり、もらわれていった美人さんの消息は不明で、先住猫のタマも亡くなりましたが、 大将とぽんたは今日も元気に取っ組み合って暴れています。
その後に出会った、もっちやぐりちゃんやネオはなちゃん(名前未定)にも囲まれ、いつの間にか猫がいっぱいの賑やかな(?)家になりました。初めはタマ1匹だけだったのに…。
誰がどんな理由で捨てたのか知りませんが、今となっては5匹の子猫に出会えたことに感謝です。 人生が変わりました、あの晩。それは確か。
このあとの5年も、きっとあっという間に過ぎて、また懐かしく思い出すことができますように。
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