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2008/01/05(土) 朝なんて
暗い夜が過ぎれば、朝は必ず来る。
明るい夜明けを心待ちにしている人のほうが、この世の中には多いのかなぁ。
いつまでもこの夜が明けなければいいのにと願う人は、今どのくらいいるんだろう。

どんな気持ちでいようとも、いつの間にか朝は来る。
朝を待ち望んでいた人には、遅く感じるかもしれない。
夜のままでいてほしいと思う人には、早すぎる日の出。

華やかに見えた夜景も、朝が来れば、見えるのは金属の骨組み。
今日の夜にはまた同じようなキラキラの光景が繰り返されるはずだけど、昨夜と今夜は同じ夜にはならない。

飛鳥Uの船出。
汽笛が一度、二度。誰に何を告げる汽笛?
「さようなら」も「行ってきます」も全部ごちゃまぜ。
港から沖合いへ向かう豪華客船を眺めていると、あまりにゆっくりなので、進んでいるのかどうかすらわからない。
でも、少しずつでも確実に遠ざかっていってしまっている。
朝から夜へ、夜から朝へ、まるで時間みたいに。

どこかへ向かうのか、それともこの地を去るのか。
去り行く船出なら見ていたくなかったけれど、きっとどこかへ向かう出発の後姿だと信じます。

あんなにゆるやかな出航だったのに、ふと気づけばもうその姿はなく、いくら目を凝らしても、もう見えない。
二度と帰ってこないわけではないのに…と、この感傷を振り払うには、あまりに長い休みでした。

トンビのような翼があれば…。
いつの間にか、左の親指の傷は、もうふさがりかけています。
あんなにズキズキと痛かったのに。
いつの間にか、時間は過ぎていたようです。


画像上:こちらは動けない船。長年係留されている氷川丸。ユリカモメたちが連なっている光景に、ほっと心が和みます。

画像下:神奈川県民には馴染み深い、みなとみらいの夜景。


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