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2008/10/04(土)
国際航空宇宙展デモフライト
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航空イベントはこういう天気じゃなきゃ!! 折り畳み傘を持っていく心配すらしなくてもよい、最高の青空でした!
今日は下総基地(海自/千葉県)の航空祭。小牧基地(空自/愛知県)の航空祭。どちらも、すごく見たい飛行機はいるのですが…お膝元の横浜へ行ってきました。 10/1から開催されている国際航空宇宙展のデモフライトhttp://www.japanaerospace.jp/visitors/demoflight.htmlがあるのです。
ヘリコプターによる救難展示と、消火展示。それからヘリと飛行艇による通常飛行(とプログラムに書いてあった)。 各地の航空祭でも、ヘリによる救難展示や消火展示はよくありますが、海上でやるのはまた迫力が違いますね。
トップバッターのUH-60J(空自)は、私の好きな洋上迷彩バージョン♪ 海難救助のデモということで、あらかじめ海に遭難者が用意されます。航空祭での救難展示は、飛行場でじっと待っていればいいけれど、海上で溺れている役って…相当大変なのでは? 南よりの風と、UHのダウンウォッシュで、遭難者がどんどん陸地のほうへ流されていきます(笑)。 ヘリが近づけば近づくほど、遠ざかる遭難者。なかなか遭難者へ近づけないUH。救難員を吊り降ろしても、位置が結構離れています。 もたもたしてると、遭難者役の隊員が本当に溺れちゃうのでは? と思っちゃいましたよ(笑)。 ベイブリッジの爽やかな景色をバックにしながらも、頭の中には先月山口県沖で墜落したF-15のパイロットを海から救助するシーンの妄想が…。本来、それを想定したデモってことですよね、これ。 しょっぱなから迫力たっぷりの展示を見せてくれました♪ リモートだと思っていましたが、フライト前には横浜ヘリポートに一度降りていました。帰りはそのまま帰っちゃいましたけど…。
次々とヘリによるデモフライトが続き…、 UH-1とOH-1の2機(陸自)は、派手にやってくれました! 迷彩柄は、みなとみらいではちょっと浮いていますね。「通常飛行」ってこんなこともしていいの? というくらいの、立派な機動飛行をやってくれました。観客の頭上まで進入してました。かっこよかったぁ〜!
SH-60J(海自)は、土日のどちらか1日のみの参加ということでしたが、やはり今日来てくれました。白い機体が、青い海と青い空に映えます♪ これまた派手にやってくれましたよ! 機体を強く傾けていたと思ったらすぐに向き直り、一気に観客のほうへ突っ込んでくる攻撃的なところが、なんとも快感です…。両隣のおじさんやおばさんや若いカップルたちは「怖い!」とか「うわぁっ」とか声を上げていましたね。
記念塗装のCH-47J(空自)も、いったん横浜ヘリポートに降りてからの展示開始。ローターがふたつあるということで、観客の注目度も違うような気がしました。「おっきいヘリがきたよ!」という感じで。これまでの航空祭では、チヌークの消火・懸吊展示はプログラム中で一番軽んじていたのですが…今日は航空祭じゃないのでじっくり見ます。 海面近くまで降下してホバリング。海水を汲んでから、ふたたび上昇。再度進入しながら、汲んだ海水をバシャーっと上からこぼします。 これまたダウンウォッシュがすごそうなので、デジイチをやめてコンデジに持ち替え。すでにデジイチのレンズには、はねた海水で小さな白いポツポツができていたのです。塩水恐ろしい! チヌーク、2回もやってくれましたよ。大サービスですね♪ この記念塗装機は、晴天で撮ったことがなかったので嬉しいです。青い鳥のシルエットがすごくかっこいいと思います。
そして、トリを飾るのは、US-2(海自)。水陸両用です。 当初のプログラムではUS-1Aの予定でしたが、数日前に変更になっていました。これが一番の今日の目玉でしょう。 ベイブリッジの向こうから静かにやってきて、2パスして静かに帰って行きました…。 かなり高い位置でのパスだったので、写真はお腹ばっかり。2回目はフラップを降ろした状態で来てくれましたが、どうせならそのまま海面に降りる直前くらいまで高度を下げて欲しかったなぁ〜。 飛行艇が飛んでいるのを見るのは初めてでしたが、音がすごく静かなのが驚き! 派手なフライトもなく、寡黙なお方でした。 ああ…UH-60JやSH-60Jに救助されるのとUS-2に救助されるのは、どっちがいいかなぁ〜? 妄想(笑)
画像上:記念塗装のCH-47J。 画像下:初めてお目にかかります。US-2。プロペラは6枚?
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