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2008/03/19(水)
疾風なる闇夜の陸奥や
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仕事のあと、急いで駅へ向かう。 昼過ぎから雨が降り出したので、ロッカーの中の折りたたみ傘を出動! 雨の中バシャバシャ歩いたら靴がびちょびちょ。
今日だけは1秒たりとも残業しないぞっ! と心に決めていたのです。 定時に上がりたいなぁとは思っていても、最近の仕事のこの忙しさではなかなか無理。 なぜか、手が空いて「あ〜やっと今日も帰れる」と息をついたところで、たいてい誰かに呼ばれるのです。 上司に提出した書類が戻ってきたり、お客様や取引先から電話がかかってきたり…。
今日は、終業の15分後には電車に乗っていました! 頑張った! 早めに片付けをして、上がる準備万端に。 定時10分前、引継の書類を遅番の同僚に渡していると…、「さっき、ぴょんたさんが電話中に○○社の△△様から電話があって、折り返し電話が欲しいとのことでした」
嫌な予感。 すぐに折り返し電話してみるものの、当の△△様は離席中との返答。 用件の見当もつかず、ソワソワしながら待つ。 数分で再び電話がかかってきて、話を聞く。 …先方から送られてきた書類の不備の件で、何とかならないかとゴネ始める…。
早く電話を終わらせたい一心で、いつもより冷たく「法律上の規定なので、こちらではどうすることもできません」と言い放ちました。 △△様は「わかりました。また電話します」と言って終話。
その後定時までの2分間の長かったこと! また電話が来たとしても今日は同僚に替わってもらおう…と緊張しながらの定時終業。
人身事故で遅れている中央線に乗ったら、途中で全車両緊急停止したり、ヒヤヒヤものでしたが、間に合いました。
東京駅から最終の東北新幹線「はやて」に乗って…先程仙台を通過、もうすぐ盛岡に着きま〜す。
慌ただしかった終業間際から4時間半が経過。ブルディガラのパンとお菓子を買って、iPODで音楽を聴きながらのんびり夜行。
高速で後ろに流れていく町の灯りと、低い振動。今にもふわりと機首が上がり、そのまま離陸しそうな錯覚に陥ります。 いつの間にか雨も上がっているわ。
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