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2008/03/23(日)
青と白の残像
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おみやげでパンパンの鞄を持って、ホテルをチェックアウト。
飛行機の時間まで、観光と昼食。 まずは基地の近くの小川原湖へ。 冬の間は氷が張ってワカサギ釣りができるという湖ですが、もうすっかり氷は溶けて、春の湖です。 湖畔はキャンプ場にもなっていて、水際まで近寄ることができました。
透きとおった水は、触れるとやっぱり冷たい! 湖の向こう側には八甲田山系。上のほうは雪で白いですが、麓のほうは青くて…青空と湖にはさまれて、これが美しい〜!
辺り一帯が、とても静かでした。観光客もいないし、間近の飛行場もしーんとしていて。 ピ〜ヒョロロ〜というトンビの鳴き声と、カモメが獲物をめがけて湖面に突っ込む水の音しかしません。
青空と、刷毛で軽く描いたようなふんわりとした白い雲。 いつ見ても癒されます。 その青空に、一直線に伸びる旅客機の飛行機雲。
青と白、静寂。心が静まりかえるような感覚でした。 …平日だったら、戦闘機がゴーッと飛びまくってるんでしょうけど。それはそれで、きっと私の心をわしづかみにする素晴らしい光景でしょう(笑)。
その帰りに、目の前をバタバタっと横切っていったキジが、とても印象的でした。 野生のキジを見たのは生まれて初めて。直後にタヌキも見たし…。
数時間後に東京に戻ってきたときには、あまりの都会度合いについていけないような感覚でした。 「なじみのある東京に戻ってきた〜」という嬉しさと、「青森の大自然が懐かしい〜」という二律背反。
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