|
2008/04/10(木)
漱石にはかないませんが、こんな夢を見た。
|
|
|
夢を見ました。すごく真剣に。
母や妹を連れて、東北旅行へ。 八食センターでおみやげを買って、偶然見つけたおいしそうなトンカツ屋さんでご飯を食べ、にごり湯の温泉に入って、おすすめの洋菓子店の喫茶コーナーでお茶をして。
もう今日は帰らなければいけない日。 昼間は真っ青に澄んでいた空が、段々とくすんだ青紫色になってきて、 ああ…もう夕方6時。夜の羽田行きの便に乗らなくちゃ。 もっとここにいたいなぁと思っても、そうできない悲しさをかみしめて、のろのろと空港へ向かうのです。
チェックインを済ませ、空港のソファでゆっくり待つ。 楽しかったね〜、おいしかったね〜、と家族と思い出話をしているうちに、なんだか体調が悪くなってきた私。
ものすごい腹痛に襲われて、救急車で病院へ運ばれる…。 頭の中では「もうチェックインしたのに〜、飛行機に乗るのに〜」とぼんやり思ってはいたのですが、あっという間にM病院の救急外来に運ばれて、ストレッチャーでガラガラと手術室へ(笑)。
医師や看護士さんや病院の職員の方々がとても慌てている姿が見える。それでも、私はのんきに「あらら…こんなとこに来ちゃったよ…何度も前を通ったM病院だわ」と他人事のように思う。
もう手術のことなんてどうでもよく、帰らなくてよいというほっとした気持ちでいっぱい。 確かに飛行機には乗れなかったし、それに開腹手術まで受けちゃうけど、引き換えに、ここにもう少し残っていたいという夢が叶う。 明日からしばらく休みますって会社に電話しなきゃ…。帰らなくていいなら、もっといろんなところを見に行きたいなぁ。
そして手術後。 体が思うように動かないのに、入院は一日のみでした。 中山ネオミ(@サラリーマンNEO)みたいな冷たい態度の看護婦さんに付き添われて、病人専用機みたいな小さな飛行機で羽田へ強制送還! ベッドに横たわったままで乗る飛行機。外も見えず、離陸のGもなんだか気持ち悪く、結局滞在が1日伸びたからといって旅行の続きができたわけでもなく、あえなく旅行終了。
目が覚めて、なんだかとても悲しい気持ちでした。期待しすぎるとよくないってことでしょうかね。 ------------------------------------ TODAY AFTERNOON TODAY AFTERNOON どんよりしてるのは空じゃない 間違ってる 食い違ってる このままでいいとは思わない
ONE DAY今日も開かない 折り畳みの真実が虚しい ------------------------------------ YOSHII LOVINSON「CALL ME」より
|
|
|
|