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2008/04/08(火)
嵐の坂道を転げながら
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昨夜から激しい風と雨で、夜中じゅうずっと不気味な音を聞かされていました…。
ベッドの中で、北東の風が、私の部屋の窓を舐めるように通るのを想像していました。 金属製の雨戸には激しい雨が叩きつけていて、高い音が途切れない。 風はモォォ〜ウォォ〜という低い音を立てて、気味の悪い音程変化。 そして雨戸自体がガタガタと揺れてうるさい…。時折、ドーンと雷の音。さらに、突風で家が揺れます(笑)。
そんなわけで絶好調に睡眠不足! 耳栓をして眠ろうかと思いましたが、目覚ましが聞こえずに寝坊したらいやだし…と思って、布団を頭までかぶってみる。 でも、揺れや大きな音で、何度も目が覚めてしまう。 明け方にはちょっと心配になってきて、TVをつけて天候チェック。大雨洪水強風波浪警報…交通の乱れ…台風の上陸する夜中のような気分でした。
落雷があって電車が遅れているのはニュースで知っていたので、いつもより早めに家を出る。 やっぱり、こんな日に外を出歩いている人はほとんどいません。 駅までの道のりがすごく長く感じました。
強い向かい風の中、傘を両手で支えてちょっとずつ進む。傘で前が見えないのでキケン…。 呼吸もままならないほどの強い風でした。苦しい!
ほとんど正面から降ってくるような雨。 傘を前に向けて歩いていたら、骨が曲がってしまいました。 ああ〜〜(泣)。お気に入りの傘だったのに…。
向かい風に対抗したのがいけなかったのかと、傘の角度を少し高くしたら、今度は風にあおられて傘が飛ばされそうに! おかげで、傘のなだらかな曲線がほぼ水平になってしまいました。
これ以上壊れると、会社まで辿り着けなさそうなので、傘をさすのを諦めて、駅まで急ぐ。 頭も顔も服も雨でびちょびちょですが、傘をささないほうが駅まで早く着けるのは確か(笑)。 髪なんてボッサボサでしたけど…。傘全壊よりは直しやすいからいいのです! せっかく、会社のビル風対策にと、骨の本数の多い傘を買ったのになぁ。 道路はビニール傘の残骸だらけです。ビニール傘なんて、あの風だったら一瞬で壊れるでしょう。それほどの暴風でした。
本日は、青空に思いを馳せて… 画像上:正真正銘の桜越しのブルーインパルス。 画像下:見られたのはこの1パスのみのイーグル3機編隊(後姿しか撮れなかった)。
♪風の中 花吹雪 舞うように 思い出が満開…♪ (吉井和哉「Believe」より)
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