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2008/05/08(木)
好きこそ暗記の上手なれ
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幼い頃から、暗記が得意でした。 ピアノを習っていたので、楽譜を暗譜していたのがトレーニングだったのか、 テスト前や受験前の勉強でも、その暗記力が幸いしたのは確かです。
途中で気づきましたけどね…。 「暗記力が高い≒成績がよい≠頭がいい」の図式に。
勉強だけではなく、身の周りのすべての事象をできるだけ記憶にとどめておこうとして、疲れきってしまった時期もありました。 そのうちに、「覚えられないなら、無理して覚えなくてもいいんだぁ」と開き直ることができ、そのあとは私の記憶力は低下する一方。
パソコンや携帯電話を使うことも、記憶力低下の要因なのは確かです。 漢字が書けなくなったり、固有名詞が覚えられなくなったり。 家でも外でも、検索すればすぐに結果が出る時代。絶対に自分で記憶しておかなければいけないことって、すごく減ってきているかも。
今では、意識して何かを暗記することはほとんどありません。 仕事上でも、メモを取るのが普通だし、暗記力を試されることなんて皆無。
…と思っていたら、会社の方針に関する筆記試験が行われることになりました! 資料を引っ張り出して、読む…。 長い文章。眠くなる言い回し。「方針」「計画」「監査」「組織」などの、堅苦しい単語。理解しつつ覚えるよりも、暗記のほうが早そう。
ためしに、6個の熟語を順番どおりに記憶する方法を考えてみました。 頭文字を取ってリズミカルに暗記する方法もあります(中国の国の名前を覚えるときに使う歌みたいに…)。
今回挑戦してみたのは、場所と結びつける方法。シチュエーションは会社帰りの遠出。 @会社を出て、A駅で私鉄に乗って、BJRに乗換えをして、C次は新幹線に乗って、D新幹線の終着駅で降りて、Eホテルにチェックイン。 この流れを、覚えたい6つの二字熟語と無理やり関連付けました。 …結果、あっさり暗記! これは楽しい。
別のシチュエーションでもできそう。自分の好きなことにこじつけて暗記すると、考えるのが楽しくなりますよ。 ちゃんと内容を理解しているかどうかは別の話になりますが…。
画像は、先日のホンダエアポートフェスティバル2008の遊覧飛行にて。コクピットからの眺め。
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