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2009/02/11(水)
大丈夫、楽勝!
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大量の書類、追いつかないタイピング、鳴り響く電話、走り回る同僚…。
ああ…今日も………
ちょっと待って。 「忙しい」「疲れた」厳禁!
という記事を読みました。↓ http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0902/03/news041.html 今、まさに1年で最も仕事量が増えるこの時期、その単語は毎日のように使っているのです。それを、厳禁とは。
この記事によると、「忙しい」「疲れた」を繰り返していると徐々に自己暗示にかかってしまうと説いています。その代わりに使う言葉は…
「大丈夫、大丈夫」「行ける、行ける」「楽勝」
おお〜そうか。なんだか大丈夫そうな気がしてきたよ(笑)。 あんなに仕事がたまってるけど、すごーく遅れてるけど、大丈夫♪ 1日や2日遅れたって、死ぬわけじゃないし〜。 あはは、なんか気が楽になります。
同じシリーズの記事で気に入ったのが、 「なぜできない?」を「どうしたらできる?」に変えてみる↓ http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0901/28/news114.html
確かに、「なぜできない?」とネガティブな原因を探しているよりは、「どうしたらできる?」と前向きに考えたほうが、精神衛生上はずっとよい気がします。
似た事例で、車道に飛び出しそうな場所で遊んでいる子供にかける言葉というのを聞いたことがあります。 「車道に出ると、車に引かれるよ」と注意するのと、 「歩道にいれば、車に引かれないよ」と注意するのでは、 後者のほうが子供に効果があるらしいです。いい意味でのマインドコントロールでしょうか。
「車に引かれるよ!」とネガティブな未来を告げてしまうと、実際に車道に出ちゃう子供もいるとか。 逆に「こっちにいれば車に引かれないよ」という注意なら、いたずら盛りの子供でも聞き入れやすいのかな?
事あるごとに、このエピソードを思い出しています。 往来で子供を叱りつけている親を見かけると、大抵は「引かれるよ!」方式ですね。親としてはわが子が目の前で車に引かれてほしいなんて思ってはいないでしょうけど、その言い方を「引かれないように、こっちにおいで」と変えるだけで、子供は素直に言うことを聞きそうな気がします。
先日、幼児が駅前の道で転んだ瞬間を見ました。 なかなか立ち上がれない幼児に対して、少し先で立ち止まった母親がかけた言葉が忘れられません。 「おまわりさんが来るよ! 早く立ちなさい!」と。 それはどーゆー意味? 効果があるの? それって。と、脇を通りながら考えちゃいました。寝転がってると逮捕されるよ、という意味で子供を脅かしていたのだろうか…。でも、おまわりさんに憧れている子供だったら? 憧れのおまわりさんに、かっこ悪いところを見られちゃうよ、という意味での注意かもしれないし…と。 おまわりさんが聞いたら、複雑な気分かも(笑)。
注意する言葉も、ポジティブな方向性でというのは、大人にも共通するかな。 「ロングヘアは似合わないね」と言われると素直には聞けませんが、「ショートヘアが似合うね」と言われれば悪い気はしないでしょうし。
というわけで、あの大量の仕事も、楽勝さー! あはは。
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