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2009/04/02(木)
ナマ宝塚!
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生まれて初めて、宝塚歌劇を「ナマ」で観に行きました。 これまでにDVDを何作か借りて、どれも楽しめました。ハマるというほどではないのだけれど、歌のうまさや、女性なのに男性に見えてきてしまうタカラヅカマジック(笑)や、女の子が好きそうなキラキラした雰囲気に感心! 日頃のいやなことを忘れるのにうってつけのキラキラです。「タカラヅカ」に対して抱いていた偏見が、早いうちに取り払われてよかった〜と今は心から思います。こんなに個性的で面白いものを観ないで一生を終えたらもったいない! 「オスカル〜♪ アンドレ〜♪」という世界だけではないのね。
ナマの舞台だと、音楽の演奏もナマなので、音の振動がよく分かりました。DVDとは迫力が違う♪ 座席は2階の前のほうの中央だったので、かなりいい席! 舞台全体がよく見えるし、オーケストラも見えるし、舞台も近い〜!! 初めてなのにこんなにいい席でいいのかしら?
観に行ったのは星組の「My Dear New Orleans〜愛する我が街〜」http://kageki.hankyu.co.jp/revue/106/index.shtml。ニューオーリンズが舞台の、ミュージシャンの悲恋ものでした。 相思相愛の2人が、結ばれることなく別れ、再会も叶わずに女性は命を落とす…という悲しいストーリーでした。最後のほうにはちょっとウルウル。あとで鏡を見たらマスカラが落ちて目の下が黒くなっていました。願いが叶わないまま大切な人と死別するストーリーには弱いんです…(ToT)
公演は2部構成。お芝居を観て、休憩をはさんだあとは歌や踊りのショー。「ア・ビヤント」というタイトルのショーでした。ア・ビヤントとは「またね」という意味らしいです。 しんみりしたお芝居とはガラリと変わって、ショーのほうは金ピカの衣装や露出度の高い衣装、ライトもすごいし、舞台の上じゃなくて客席前方からミラーボールまで降りてきて、一瞬にしてパーッと明るい雰囲気で見とれてしまいました♪ ショーはただひたすら右脳で楽しむという感じ。 でも、内容は「またね」。今回の公演が終わったら、トップの男役・娘役を含めた多くの人が退団してしまうとのことで、それを踏まえた感傷的な歌詞が多いんですよ〜。
舞台上でセットがダイナミックに組み替えられていく様子や、宝塚特有っぽい色んなルールが新鮮でした。劇場周辺から、場内の売店、客席まですご〜くマニアックで濃い雰囲気は漂っていましたが、それがほとんど女性だし、マナーもよくて全体的に優雅で上品なひとときでした。劇場を入ったら吹き抜けで、赤絨毯と正面には大きな階段だし。 人が詰め掛けて殺伐とした航空祭とは違って、それがまた新鮮でした!
画像上:入場した正面にどどーんと大きな階段、そしてその踊り場にはどどーんと大きなポスター。 画像下:気になっていたチャヤ・マクロビカフェ&デリhttp://www.chayam.jp/で豆カレー。マクロビ…素敵です。肉や乳製品や卵を使わなくても、こんなにおいしい料理ができるのね。
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