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2009/05/16(土)
かのやのファンになりそう
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早朝の羽田発の便で、鹿児島へ。 倍率が低いと思われた今日のP-3C体験搭乗は落選しましたが、それはそれ。今日はのんびりと観光です。
空港からバスで1時間40分! やっと鹿屋市街地へ到着です。 到着して間もなく、上空を飛ぶ4機のP-3Cがお出迎え〜♪ 青空に浮かぶこいのぼり越しに、大迫力の4機。明日の予行ですね。 一瞬でテンション上がります♪
4機の予行が終わってから、ランチを食べてかのやばら園へ。 かのやばら園に行く途中、鹿屋基地の外周を通りました。フェンス越しに基地を眺めている人多数。見通しのよい場所が多そうだから、撮影にはもってこいの場所ですね。
ばら園は、想像以上の規模でした。神代植物園のバラ園なんて比じゃありません。どこを見ても、バラ! バラ! バラ! そして起伏のある園内なので見た目がすごく美しいし、遠方の山並みもいい感じ。バラに詳しくない私でも「これはスゴイ」と感じましたよ…。日本一を誇るバラ園とのことですが、確かに。これ以上すごいバラ園が日本にある気がしませんよ。
バラの間を歩いていると、気分も晴れやかになります。頭にガツンとくる香りではなく、ほのかなバラの香りがしていて、気持ちよく園内を回れました。広すぎて足が疲れましたけど(笑)。
そして、気になる音も。 鹿屋基地とも近いので、基地でP-3Cのエンジンがかかると聞こえてくるんです。しばらく待つと、3機のP-3Cがバラ園上空を通過していきます。何度もそれが繰り返されていました。 当選していたら、私も機内からバラ園を見下ろしていたのかぁ〜と悔しい思いも少しありますが、バラ園も素晴らしかったので満足です。バラとP-3Cを絡めて写真を撮っているのは私くらいでしたけどね(笑)。
バラソフトクリームまで食べて、バラを堪能したあとは、ふたたび鹿屋市街地へ。 鹿屋基地に隣接の「鹿屋航空基地史料館」へ行きました。海軍の特攻隊が飛び立ったのが、この鹿屋基地から(陸軍は同じく鹿児島県の知覧から)。 史料館内の史料は零戦(海から引き上げられたものを一部復元)以外は撮影禁止。館内の内容はかなり重いです。市ヶ谷記念館どころじゃありませんでした。手紙とか名簿とか遺品とか写真とか。
屋外には退役した海自機が雨ざらしで展示されています。その数10機以上! 見たことも聞いたこともない飛行機がいっぱい。そのうちP-3Cもここに並んじゃうのかしら?
その後、宿泊先へチェックインして部屋で一息ついていたら、強弱のある羽音が。ハエみたいな音だけどハエじゃない(笑)。室谷さんの使ってる飛行機の音だぁ〜! 窓から基地方面を見ると、スモークを引いて飛ぶレッドブルの青い飛行機がーー!! 18時近いけれどまだ明るい中、クルクルと飛び回る小さな飛行機。まさか部屋から見られるとはなんという幸運!
夕食には、目的のご当地グルメ「かのや黒豚カレー」を出すお店へ。カノヤキュイジーヌMOZET(モゼ)というお店です。 カレーだけではなく、地産地消にこだわったお店。鹿屋にしては(失礼)オシャレな居酒屋です。鹿児島産のものにこだわったお酒とおつまみを楽しみ、〆にかのや黒豚カレーを。 店員のお兄さんと少し話をしたら、お兄さん先週まで神奈川に行っていたというではないですか! 先週横須賀で開催された「よこすかカレーフェスティバル」に出店していたそうです(私は厚木のちびヤンに行ってましたけどね・笑)。昨年も行ったとか。そして明日の鹿屋基地のエアメモにも出すとか。 次回よこすかカレーフェスティバルが開催されたら、ぜひ行ってみようと思いました♪
それにしても、鹿屋の人たちって、すごく人懐っこいというか…人がいいというか。道端で地図を広げていると声をかけてくれたり、いろんな人に「どこから来たの?」と聞かれて、そこから話が弾んだり。鹿屋基地のある土地柄のせいか、厚木基地のことを知っていたりもしました。すごく温かい人柄の土地なんだな〜と感じましたよ。そしてみんな笑顔が素敵。鹿児島特有のイントネーション(西郷どんみたいな)でゆっくり話されると、自然と心も緩みますね。
かのやばら園→http://www.baranomachi.jp/ 鹿屋航空基地史料館→http://www.mod.go.jp/msdf/kanoya/sryou/msdf-ks/index.html カレーの街よこすか→http://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/curry/
画像上:かのやばら園のローズチャペルから。これで園内のほんの一部です。 画像中:鹿屋航空基地史料館にて。屋外展示のS2F-1(艦載用対潜哨戒機)。どっかで見たような雰囲気。 画像下:カノヤキュイジーヌMOZETのかのや黒豚カレー。かのや黒豚カレーに認定されるには、地元の素材を使うことのほかに、サラダや飲み物がつくこと、卵を使うことなどの条件があるようです。
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