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2009/06/28(日)
地底のブルー
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今回の旅でぜひ行きたかったスポット・岩手にある鍾乳洞へも行ってきました。 日本三大鍾乳洞のひとつ「龍泉洞」http://www.town.iwaizumi.iwate.jp/~ryusendo/です。これまた山奥…。 それでもかなりのお客さんが来ていました。
洞窟に入ってすぐ、ひんやりした空気に包まれます。洞内の気温は11℃ほど。屋外は日中で25〜27℃くらいでした。 長い洞窟の中を、足元や頭上に注意しながら、ときおり腰をかがめて進みます。
別世界でした〜。鍾乳洞は初めてではないけれど、大人になってから行くのは初めて。子供の頃には感じなかった恐怖感がありました。 地底にこんなに深くて長い洞窟があるなんて…。 その内部を探検した人たちが作った足場や、削った部分や、初めて見つけたときのゾクゾク感まで想像しちゃいます。
地底湖の青さは、いったい何なんでしょう…。空の青さが映る湖とは全然違います。鉱物の関係もあるのかな? ターコイズブルーに近い青い湖でした。天井から落ちる水滴も、音もなくただ波紋が広がるだけ。 コウモリが飛んでいる姿も見かけました。ちゃんと中で生きている動物はいるのね。その動物や縄文人(住んでいた痕跡があるらしい!)たちにとっては、鍾乳洞内の景色は身近で普通のものなんでしょうけど…私からしたらビックリの連続です。しかもそんな暗くて寒くて狭い穴の中で生活するなんて〜〜!!
柵越しに見下ろす地底湖も、吸い込まれそうな果てしない深さですが、頭上を仰ぐとこれまた距離感の分からなくなるどこまでも続く高い天井も大迫力でした。 音の反響も想像がつきません。パイプオルガンとか弾いたら、どんな音になるんだろう…。
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