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2009/07/25(土)
救難ヘリ、砕氷艦、イージス護衛艦
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「海フェスタよこはま」が開催中の横浜へ行ってきました。 目的は、山下公園での海自ヘリによる海上救難展示。溺れた人をヘリで救助するデモンストレーションです。
そして、大桟橋では海自の艦船の一般公開があるのです。 普段は入れない軍艦に堂々と入れるなんて! 行列ですけど並んできました。
海上での救難デモは…ヘリといっしょに「えんしゅう」という名前の船が支援で来ていました。灰色の船が横浜港に入るだけで異様な雰囲気がありますね。 15分程度でサクッと救助完了。あっという間にヘリは帰っちゃいました。帰投時に、山下公園上空までぐるっと旋回してくれたのが嬉しかったなぁ♪ 青空に、赤いお腹が映えます。
さて、次は大桟橋の船のほう! 救難デモのときには、艦内からも大勢の人が見物していました。甲板に人がいっぱいでした! 公開されていたのは、氷砕艦「しらせ」(2代目)と、イージス護衛艦「きりしま」です。 金属探知機と手荷物検査を終え、行列の最後に並ぶ…。並ぶ……すごい行列です! 先が見えません。大桟橋の輪郭に沿うようにU字型に続く行列。しらせときりしまが別々の列じゃなかったのが幸いでした。
初代のしらせは昨年退役し、引き取り手が見つからずスクラップ待ちで今も横須賀にいます。ウェザーニューズが購入検討というニュースも出ましたが。 そのしらせの次世代バージョンが、今回見てきた2代目しらせです。 艦内はピッカピカ! ペンキの匂いがするくらいですよ。丸いオレンジ色の姿が愛らしいね。この船が南極の海を氷を砕いてバリバリと進んでいくのね! 想像したら、炎天下の甲板もなんだか寒く感じるような(笑)。実際に南極に行ったら、このピカピカの船はどんな過酷な気象状況にさらされるんだろうか…。 艦上では、南極の岩も展示されていました。
しらせの次はきりしまです。きりしまのほうが灰色一色でいかにも軍艦! 先日、米海軍のイージス駆逐艦「ジョン・S・マケイン」が大桟橋に寄港して非難がいろいろありましたが、今回も「きりしま寄港反対」の船が数隻出ていました。
きりしまのほうは、灰色の甲板を見て回りました。攻撃用武器もついてます。ミサイルとか。詳しくは分からないけど、かっこいいー! それにしても、127ミリ砲やらレーダーやらを見上げても、全部灰色。夜はどんな感じなんだろう…。どのくらい明かりが漏れるのか、暗い海上ではどんな姿に見えるんだろう? そしてこれらの武器が使われるときは、どんな音や振動や匂いがするんだろう…。 観艦式にますます行きたくなりました!
画像上:遭難者を「えんしゅう」に降ろすUH-60J。 画像中:ピッカピカの2代目「しらせ」。 画像下:「きりしま」の甲板上にて船尾方向から。
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