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2009/07/29(水)
宝塚月組「エリザベート」
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約4ヶ月ぶりに、ナマ宝塚を観てきました♪ 今度は月組。「エリザベート 愛と死の輪舞(ロンド)」という作品です。 特設サイト→http://kageki.hankyu.co.jp/elisabeth/
主人公(死神)が、愛する人間を死へいざなうお話です。 その死神がなんとも見目麗しい〜(*^ー^*)こんな死神がいるならいいねぇ。
そして切ないお話でした。 「お前の命を奪う代わりに、生きたお前に愛されたいんだ」と歌う死神。 「死を愛することはできない」と何度も拒絶されても追い続ける死神は、王妃が死にたくなるように色々と画策します。 生きる気力をなくした王妃に「死ねばいい!」と嬉々として両腕を広げる死神…最上級の愛の言葉ですよ〜。 片思いの死神の歌が切ないのです…。
TVでしか見たことのなかった「死ねばいい!」をナマで聴くのが、すごく楽しみでした。「そろそろ来るぞ〜」とドキドキしながら観ていましたが、実際にナマで聴くとすごい迫力があって、どんどん引き込まれていってしまいました。
上から目線の偉そうな死神が強引に死を迫り、あるときは裏で巧妙に糸を引き、時には繊細な表情も見せたり…。あ〜もう! お…女心をよく分かってる役柄ですね!!(爆) 「あんなふうに情熱的に愛されたい…」と観客をうっとりさせるのが狙いですか!? まんまとハマってますが。
ストーリー上、重くて暗い雰囲気のひねくれた愛の歌が多いにもかかわらず、それを聴いているだけでうっとりしちゃうのです。 あっという間の3時間が過ぎ、劇場を出てからもずっと頭の中をグルグルと歌が回っていますよ。終わってしまったのが信じられない!
帰宅してからも、暑さでだらけているぐりに向かって「グ〜リ〜ザベ〜ト…」と低音で暗〜く歌ってみたり(笑)。 日常を忘れる素敵な時間でした♪ うっとり気分って、「うっとり溜め」ができると思うのです。しばらくはうっとりしていたいと思います(´▽`)
画像上:麗しい死神。死神に魅入られた娘役も、気丈な振る舞いがよかったです。 画像下:観劇前に銀座の「銀兎(ギント)」http://www.ramla.net/luxury_restaurant/ginto/index.cgiでランチ♪ 「手長海老のアメリケーノパスタ」。海老の旨味がソースに染み込んでいてペロリと完食。
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