最近の彼女と、ちょこっと彼。
最終更新日☆06年10月23日
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2004/11/30(火) へぇぇ?
夕飯を一人で済ませ、一本の電話。
「トリビアのへぇ〜ボタンは何の意味があるのか。なぜゲストはボタンを押すのか」について説明をしてあげた彼女。
まだ、あの番組の趣旨をしらない人物がいることに彼女は一人で「へぇ〜」
きっと、これを誰かに言ったと知ったら怒るのだと思い
「心の記録」につづる彼女。




だんだんと彼女と、彼女が四年間乗り続けてきた愛車、セリカとの別れの時が迫り来る。

昔の写真。
事故ったこと。
色んな所へ行ったこと。
少しずついじっていった自分の車。

車のいたるところに、それぞれの思い出があって、ひとつひとつがいとおしい。

彼女が今の愛車を買ったのは18歳の時。
憧れの車で、中古でローンを組み購入。

18歳。
乗り慣れなくて色々な箇所をぶつけては修理した。
徐々に、自分仕様な車になる。
19歳。
初めての交通事故。出会い頭だった。
ぶつかったことよりも、いまだかつて見たことのないありさまの愛車にショックを受ける。
ただの鉄くずだ。

人前にもかかわらず、泣いた。
愛車を傷つけたことへのショック。
自分の技術の未熟さ。
周りへの迷惑。


20歳。
同じ車種の車の集まりに興味を抱き、自分の運転ではじめての遠出をする。

21歳。
あちこちの傷を一気に治す。
一段と愛車が大事に思えた。
この車に乗っているおかげで彼女はいまの彼と出会えた。

22歳。
周りの人からは乗りにくい車だと言われ続けたが、彼女も感覚をつかめてくる。
車検が近づく。
年式の古さに、今後を考える。
彼が新車へと乗り換える。

23歳。
彼女の誕生日の次の日に彼の新車納車。
本格的に新車への乗り換えを考え始める。
今日も彼女の愛車からは異音。

4年の月日がたち、家族の一員同然になっていた。
彼女の友達は言う「あんたと言えばこの車」

2004年11月20日土曜日。
新車購入を決意。ディーラーへ行き、手続きをはじめる。

回りからは新車が楽しみだろうといわれるものの、気持ちはやはり今の愛車から離れることはない。
何でもそうだ。
別れるとき、無くなるとき、無くなってしまってから
大事な物に気がつくものだ。
「たかが車でおおげさだ」と言われても、彼女は今の車がすき。
4年間毎日毎日一緒だったし、家族に心配かけまいと悲しい時は車でこっそり泣いた。
内緒の話をするのも車。
お気に入りの曲を聴くときも車のオーディオで聴く。


先のコトまで考えての結論と現実。
彼女は、今の愛車への思いを込めて次の車に託すことにした。
手続きも完了。
この後は、誰も乗ることの無くなる愛車の分も、今度来る車を大事にしてあげようと思う彼女だった。

でも、ちょっと泣けた。
相手はなんであれ、別れはつらい。


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