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2004/12/04(土)
香ばしいにおいって
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彼女の愛車の最後の思い出にと、ちょいと遠出を計画。 目的地は「北九州」 彼女と彼の住む場所は「長崎」
福岡のお友達の「むろ」と「くわ」と待ち合わせをして、お昼ごろ出発。 と、彼がいない。 どこかへ出かけた。 しばし 待つ。 しばし 待つ。
しびれを切らし電話をいれるとよそよそしい様子で電話にでる彼。すぐに戻るのだ!と指令を出し帰宅させる。
外は大雨。空はどんより灰色。
これこそ「悪天候」と言わんばかりの天気の中、元気に出発。 カーナビにここへ案内しておくれ。とお願いをすると、二時間ほどでつく予定だよと言う。高速に乗る。 きれいに幅寄せをし、一発で券を取れて感動する彼女。 今日は取りそこねて風に飛ばされることもなかった。
大雨の中、走る走る。まだ走る。 水しぶきで前は真っ白。 水溜りにタイヤが吸い込まれるかのように勝手に動き、ふらふらと走る。
追い越し車線に入ると、すばらしく走りやすい。 これは安全だよねと、がくがくしている他の車を眺めながらすいすい走る。
天気の悪い日は事故が多くてあちこちで事故をみた。 事故は恐い。気を引き締めて、視界の悪い中走り続ける。
もうそろそろじゃないかと走るものの、まだまだ目的地には届かず。 ようやくここで「北九州は遠い」と気がつく彼女。
途中、彼女の愛車「セリカ」から香ばしいにおいがしてくる。 エンジンルームの中のにおいが中に伝わって来ているのだろうけれど、大して危機感を持っていない彼女は 「お餅を焼いた美味しそうな匂いがするねぇ」 くんくんして、再度確認しても香ばしい匂いがしてくる。 二人でくんくんしていると、いつの間にか北九州。
そのご、北九州人の中へ紛れ込みお話。 「ここは北九州かぁ」と実感。
結局遠くまでいって、ご飯を食べて帰った。
帰りも事故現場を目撃。 雨の中香ばしい匂い。 消防車数台を眺めつつ帰宅
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