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2005/01/29(土)
彼が大変
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夜中、いつものようにソファーで寝てしまった彼女。 目が覚めると深夜3時。 彼の元へ向かうと、なにやら様子がおかしい。
いつもは冷え症の彼女とは全く逆で、ぽかぽかの人間湯たんぽの彼が冷たい。 死んでしまったのかと思っていると腹痛を訴える彼。 「寒い」「腹が痛い」
ここから長い一日が始まる。
朝一で病院へ。 長いことまたされる彼と彼女。 一時間ほどかかって終了。 木曜に彼の会社の飲み会で食べた「生牡蠣」が原因だ。 今 流行りのなんとかウイルスにまんまとやられる彼。 そこには王子と呼ばれた姿は少しも見えず 非常に、「無残」な状態。
あわれに思った優しい彼女は看病する。
彼が寝て、佐賀の友達から頼まれていた「長崎のおいしいチーズケーキ」を探し、予約をしにゆく。 バカナビにもてあそばれ、同じ所をぐるぐるぐる。。。 勇気を出してお店でたずねると、すぐに道を教えてくれた。 人の温かみを感じた瞬間。
お店を発見して予約と、ついでに購入。 牡蠣にやられた人の横で一人「おいしいチーズケーキ」を食べる。 日本取り寄せグルメ百選の10位になるほどの代物。 うまい。 うますぎた。 つかの間のひと時。
彼は味のうすいおかゆが晩御飯。 彼の意思に反して牡蠣の呪いはまだ終わってはいなかった。 夜間の病院へ向かう。 脱水症状も起こしかけの彼は彼女がまだ未体験の「点滴」を2本もうつ。 せっかく買ってきておいたポカリも、体が受け付けないので意味がなかったらしい。 合計4時間の点滴タイム。 病院に行った時間遅かった為に深夜2時まで点滴室に監禁される彼。
恐るべし、牡蠣の呪い。 新年に食べた牡蠣の親族かなぁ。
一度家に帰ると、彼の会社の先輩カップルがやってくる。 初めて会うのに、彼は病院。 変な初顔あわせ。
いい先輩に恵まれた彼は幸せ者だと思う彼女。
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