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2005/07/06(水)
彼の誕生日
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イマドキの小学生よりお金を持っていないかもしれない彼女は、彼の誕生日にとりあえず「何がほしい?」と聞いてみる。 彼は、「いつも色々してもらっているから何もいらないよ」とやさしい返事。 「手作りケーキでいいよ」 暇人な彼女にとってたいして問題は無いけれど、意外と手間暇とお金のかかる事を注文してくれる。
お昼から、スポンジを焼き始めて夕方完成。 最後に、愛のメッセージを入れようとモカクリームで文字を書いてみたものの、、、 言うことをきいてくれないクリームに悪戦苦闘し、文字が入らないと言う現実に気がついた時にはもうどうでもよくなって、ゆかいな気分で「祝」などと書いてみる。周りには不健康そうな色のお花を作ってみる。 あはは。うまくしぼれないや。
大変ぶっそうなものが出来上がったので、佐賀の母へ写真を送ると、「まだまだ修行がたりないね。ケーキ屋さんへの道のりは遠い」などと相変わらず絵文字を使うこともなく、えらそうな返事。
晩御飯の後に、ケーキを彼へ差し出す。 にやにやとして彼女が言うまで文字が書いてあることにすら気がつかない彼にしびれをきらし、自分から文字を書いたことを告白。 予想通り「読めない」と一言。 その後、なかば半強制的に「うまい」と言わせ、彼の誕生日会が無事に終わる。
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