☆Changeable Diary☆
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2006/09/20(水) 哀しい生き物だから
夢から覚めて
こんなにも心が重くなるのは 初めてだった
もう何の夢を見たのかさえ忘れてしまったけれど

ただ
悲しくて 愛しくて 切なくて

心をぎゅっと締め付けられてる感じ

それは

それは 人を好きになった時の感覚に似ていた




…最近。フルーツバスケットの夢を見るようになった。
よっぽど私の心に依存しちゃってるんだろう。

何か解かんないけど、急に悲しくなったり切なくなったり愛しくなったりする。

Kくんを好きだった頃の感覚に似ていた。

心に鉛が溜まっていくのが解かる。




今日は学校で企業見学がありました。
バスで近くの会社まで見学に。正直ちょっと面倒だった(ノд`;)

帰りのバスの中。
ちょっと疲れて 会話の弾まない私に、隣にいた春ちゃんがこう聞いてきた。


あなたは火事に遭いました。
逃げようとしていたけれど、友達がまだ遠くの方で逃げ遅れています。

火はすぐそこまで迫ってきています。
あなたに助けを求める友達の声。

さぁ あなたはその時 どうしますか?



…一瞬 言葉に詰まった。


親友(サキ)くらい大切な人だったら助けに行くかな…


そう答えるのが精一杯。
でも…もし実際にそんなことに出くわしたら、私はどうするんだろう。


助けに行って 助かったら良いけど…。
でも もし二人とも死んだら それで終わりだし…。
…かと言って、もし助けに行かずに そのまま友達が死んだら 私は一生…死ぬまで後悔するんだろうな…。



そう私が言ったら、春ちゃんも頷いてくれた。


人間って汚く出来てるもんね


小さく呟いた春ちゃんの声が、まだ私の中に残ってる。


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