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2004/07/31(土)
望ルート(TRUE)
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プレイ日記も久し振りですが、とりあえず興奮冷めやらぬうちに打つだけ打っておこうと思います。 暫定ラシエル日記です。
いやまずルート云々関係無しに述べさせて頂くなら、
名作です。
勿論ゲームの内容そのものに対しての好き嫌いは分かれるとは思いますが、ここまで良心的に作られたほもゲーをプレイするのは久々です・・・!(喜んで良いのやら悲しんで良いのやら) 究極の癒しゲーと言っても過言ではないかと。 シナリオの末端までが繊細かつ重厚に紡がれていて、やや説明的で独り善がりすぎるきらいはあるものの、それも物語へ感情移入していく為のプロセスと考えれば苦にはならないはず。 どっぷり浸って読むことをオススメします。
システムも音楽も申し分無し。 CGが少なめなのがちょっと残念ですが、原画も塗りも全く手抜きは見られません。というか、元々が簡素とも言えるほど淡い色彩を基調として描かれているCGが殆どなので、印象が薄いと言ってしまえばそれまでですが、ストレスも無くゲームの雰囲気にはしっかり馴染んでいると思います。 声は主人公だけ付いてないのが不満。というか勿体無いですな。他キャラの声が割と全員しっくり来るだけに、(個人的にはですが)会話のシーンとかが肩透かしな印象で非常に惜しいです。
ゲーム性としては、選択肢の捻りに多少難が・・・? 何と言うか、出てくる選択肢の善悪が極端すぎるものがあるというか(”邪魔じゃないと言う”or”邪魔だと言う”等)、人としてそんな無体な選択は選ばないんじゃ、というような辛辣な選択肢もたまに出て来るので、そのへんはちょっと判り易すぎるというか。まあ逆にHAPPYへの道のりは割と簡単に見付かるカンジです。 攻略したいキャラへの手引きもプレイ序盤に判りやすく提示されるように出来ていて、どうやら相手が固定されるとそれ以外のルートには行かないようなので、恐らく完全に、分岐の有る”読み物”として楽しむゲームだと考えて良いと思います。 でもそれでここまでプレイヤーを楽しませる力量は凄い。
こういう良作が沢山出てくれればほもゲー界も安泰でしょうに・・・(ぼそ)
★★★ 以下望ルートの感想。完全ネタバレ要反転仕様につきご注意下さい。責任は負いません。
望くん・・・ 通称生足少年(マナミの中で)(爆)
このゲームの存在を知った時から彼だけはオトすまいというかオトしちゃダメだろこんな歩く児ポルのような少年・・・!(滝汗)とかぶるぶるしてたんですが、何と言うか攻略対象というよりはぼ、ぼせいを・・・(戦慄)母性を力ずくでくすぐられるというか何と言うか、最初の彼への選択肢で”叩く・頭を撫でる・何もしない”の三択が出た時に、 「こんないたいけな少年を打つ位なら舌噛んでしぬ・・・(号泣)」 とかそこまで思わせたところが何か物凄いと思いました・・・(ぐったり) 頭撫でました(最初の屈服) その後も足繁く少年の元に通って、人として当然の選択肢を選んでいくと彼の方から勝手に懐きます。(笑)途中ちょっと不穏な選択肢が出たりするのも堅固に耐えて、でも多分 最後はえっちなことしないとHAPPYにはならないんだろうな とか思ってしまった不甲斐無いマナミを許して望くん・・・!!(号泣) 最後だけえっちなことしました(最後まで屈服) 果たしてそれが良かったのか悪かったのかは謎ですが、そのまま問題なくHAPPY EDまでいきました。
1ターンプレイの最後に各攻略対象の好感度パラメーターみたいなのが出るんですが、10点満点で恐らくHAPPYなんじゃないかな、と。まだ最初のプレイなんで何とも言えませんが。 公式HPを見るとしょっぱなプレイはメイドさんルートにいかないみたいなので、恐らく図らずしもコレが一番このゲームのセオリーに乗っ取ったプレイの仕方だと思われー。 完全なネタバレは避けますが、終盤であのキャラが突然登場してからはちょっとシナリオが急ぎすぎというかこじつけというか、ついて行けない部分も多少見受けられましたが、ストーリーのどんでん返し部分と、それ以降の展開そのものに対してはドラマティックで読んでてとてもハラハラしました。
ラストシーンは泣けましたよ・・・泣いたの久し振りです。 でも鷹見はこのルートでも絶対主人公が好きなんだろうなーと判るのが・・・ちょっと不憫・・・(苦笑) 大丈夫!次はお前を狙うから!(爆)
クリア後にはオマケシナリオが3本、それぞれ主人公以外の視点のものが2本、望ルート後日談が1本。 ・・・感動してたところにこの後日談の変態っぷりは何だ・・・(呆然) こ、こんな心尽くしは要らないよう・・・(めそり) コレを鷹見がやるとゆうのなら大歓迎ですが(真璃絵グッジョブ★)(滅)
以上望ルート。 次回は本命の幼馴染み(トキメキワード)に挑みます。
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