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2006/10/29(日)
ラメント/アサトルート
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ネコミミはじめました。
咎狗の血発売から1年と8ヶ月(くらい)、遂にあのブランドが新作を出す…! …てなカンジで血湧き肉踊ってたキラルの新作です。 第二作にして闘うネコミミというディープな所を突いてくる作品でしたが(笑)、 まだ未コンプながらも何となく思ったのが このゲームはBLゲーム業界に魂を入れてくれたんじゃないかなー と 何と言うか 浮わっついたカンジがどこにもないゲームです ちょっと片手間にBLやってみっか、という部分がどこにもない 真剣に丹念に一つの作品を作り上げている良作です 但しその力の入れ具合が多少違う方向にもいっちゃってるというか 演出スキルが既存のBLゲームの比じゃないんですが (自分とこの一作目すらも軽く超越してる) 何もそこまでというか PCの動作を不安定にしまくってまでそんなにぎゅんぎゅん動かなくても楽しめるから…!という気分にも多少なりました(苦笑) コレなまじっかハンパなスペックのPCでプレイすると泣きを見ます…というか見ました マナミが 動作環境に左右される部分がかなりあるので、 安定したPCでじっくりシナリオを追っていくの推奨 じゃないと長くディープな本編から置いてきぼりです
内容は萌えというよりは燃え BLというよりは動物ドキュメンタリー(え) 勿論萌えの部分も沢山あるんですが、 にゃんこ達の生き様を冷や汗垂らしながら見守るので精一杯です 時にはかなり血みどろなシーンもあるので注意
シナリオやキャラ設定自体は前作の咎狗を割と踏まえてるというか……そんなにあのキャラ達から突出して変わった人間性(にゃんこ性?)を持つキャラは出て来ないので、 咎狗が大丈夫だった人なら大丈夫 敢えて嫌な言い方をすると、前作のキャラとストーリーに更に肉付けをして全体をうまーく誤魔化して完成度を上げたのがラメントです でも世界観やキャラのパーソナルな部分一つ取っても余りにもレベルが上がってるので、それはそれとして充分楽しめると思うんですけどね 咎狗と違ってギャグ要素というか、 息抜き出来るエピソードとかもちゃんと間に挟まってるし 意外にお茶目なにゃんこ達です
以下アサトルート感想↓
朴訥純粋黒にゃんこの章。 生まれた時から疎まれて育った黒にゃんこが、コノエと心を通わせることで悩んだり成長したりいちゃいちゃしたり。 途中銀色にゃんこと真っ向から三角関係になるあたりは必見です。 動揺するとおもむろに爪とぎを始めるのもたまらん可愛さです。
コノエもアサトも物凄い重い過去を背負ってて、終盤余りにもそれが切なくて涙無しでは進めなかったんですが、最後は……うん、コノエの(ネタバレ反転)右腕が失われたのは悲しいけれども、逆に言うとそれだけで済んで良かったのかもしれん… 今回ばっかりはご都合主義のハッピーエンドを望みました。 全力で。だってご都合主義に頑張って貰わないととてもじゃないけど救われないんですもの(涙) 途中何度も二匹とも死んじゃうんじゃないかと思ってヒヤヒヤしました…画面の右下にDEAD EDの文字が見えた(Fateの後遺症)
えちはなかなか発生しなくてじりじりしました〜…(笑) お互いドキドキしてるのになかなか歩み寄れないもどかしさ… 甘酸っぱい!甘酸っぱいよにゃんこ! あとネコミミだから出来る技、尻尾で愛情表現が素晴らしい。 尻尾絡ませたり…ちょんちょんってつっついたり…ぴょんと立ててみたり……新しい!新しい萌え開拓!!(やっちゃった) 描写自体はフツーのBLっぽいというか そんなに目新しいものがある訳ではないんですが、 ネコミミ設定ってだけで結構斬新に見えるもんですね
次は銀色にゃんこを狙います! でもその前にPCが逝ってしまわないように祈ります!
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